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【認知拡大から売上UPまで!】Z世代へ向けたSNSマーケティングを成功させるポイント(TikTok編)

「社内でTikTokの運用をしているけど、フォロワー数や再生回数が伸び悩んでいる…」「SNSから売上につなげたいがどう改善していけばいいか分からない…」

TikTokを運用している方の中には、このようなお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、TikTokを活用して、Z世代へ向けたSNSマーケティングを成功させるポイントをご紹介します。

FUNEEでは、合計70万人以上のフォロワーを持つ自社SNSメディアで培ったノウハウを活用し、Instagramを始めとしたSNS運用の企画から効果測定、改善まで一気通貫したコンサルティングを実施しています。本記事ではその経験を元に、Instagram・TikTok運用を成功に導くための方法や手順をご紹介していますので、是非最後までご覧ください。


TikTokとInstagramの役割

Z世代の92.8%がSNSをきっかけに商品を購入しており、そのうちの75%以上が、前もって購入する予定はなかったが購入に至ったと回答しています。

引用 : ecbeing「現役大学生が考えるSNS活用のコツとは」


SNSがZ世代の購買行動の出発点になるということは、もはや当たり前の時代になっていることがわかります。その中でもTikTokは、ブランドのことを知ってもらうきっかけを作る認知拡大の獲得や、短期的な売上にも繋がることが特徴です。

Z世代へ向けたSNSマーケティングを成功させるためには、TikTokとInstagram両方を活用して運用することがおすすめです。まず、TikTokでバズることでブランドを知ってもらうきっかけを作ります。動画がバズれば、その動画内で紹介された商品は短期的な売上にも繋がります。一方、TikTokはフォローしてリピーターになる傾向があまりありません。

そのため、TikTokからInstagramに誘導し、より多くの情報を届けたり、密にコミニュケーションをとることでファン化・リピーターの獲得を目指していきましょう。

どちらか一方に力を入れれば良いわけではなく、それぞれに役割があり、どちらも企業にとって重要なSNSとなっています。

TikTok活用方法

ブランドのTikTokの活用法として、認知拡大、瞬間的な売上増加とターゲット層へのリーチの3つの視点から、成功事例を交えてご紹介いたします。

①認知拡大

まず一つ目の活用法として、TikTokは認知拡大へ繋げることができます。
弊社が運用代行をしているEC限定のブランドアカウントでは、ブランド自体を紹介する動画を投稿したところ、再生回数27万を超えて、3日後の指名件数が平均の約7.8倍に増加しました。

動画では、「そこのあなた」など、視聴者一人一人に語りかけるようなコピーライトを用いたことにより、閲覧者ををより投稿の内容に引き込ませることができ、多くの再生回数に繋がりました。この投稿のバズにより、多くの方へのブランド認知や興味につながり、指名件数の増加につながりました。また、この投稿単体で2,162人のフォロワー増加にもつながりました。

そのため、ブランドの認知度を上げるために、TikTokはブランドにとって効果的なSNSです。

②瞬間的な売り上げ増加

二つ目はTikTokの投稿により、売り上げが8倍増加した事例をご紹介いたします。
この投稿では、動画がバズる要素と購買に繋がる要素、両方を加えたところ、16万回再生されたバズ投稿により2日後の売り上げが前月同日比の約8倍に増加しました。

投稿した動画には、音源と動きを合わせた音ハメ編集や、心理学を用いたコピーライトなどのバズる要素を加えました。また、購買に繋がる要素として、EC画像を貼り付けたり、ブランドの強みををアピールできるテンプレートを用いて作成しました。

特にTikTokから売り上げを立てたいアカウントは、バズだけでなく、売り上げに繋がる要素も動画に加えることにより、瞬間的な売り上げ増加を見込めます。

③ターゲット層へのリーチ

三つ目に、TikTokを活用して、ターゲット層へのリーチを獲得できた例をご紹介いたします。
こちらの例のアカウントは、知名度の高いブランドですが、もっと若年層に動画をみていただくことが目標でした。
ターゲットの特徴を踏まえた企画、撮影、編集を行ったところ、18-24歳の視聴者が50%以上をおさめました。

TikTokでは動画を作成する段階で、ターゲットについて理解することにより、届けたいユーザー層に投稿をみていただくことができます。
Z世代へ効果的にTikTokを活用してリーチするには、その界隈の動画の特徴をリサーチして、取り入れることが重要なポイントになります。

TikTokでZ世代へリーチする投稿を作成するときのポイント

今回はZ世代へ向けたTikTokの投稿作成の際に意識してほしいこちらの3つのポイントをご紹介します。

①最初の1秒を工夫する

動画の最初のシーンに注目して見てください。

最初の1秒に、ターゲット層が興味を持つ画像やインパクトのある動画を持ってくることで、動画を見るための関心を引き寄せられます。
動画が見られないと、そもそも視聴回数が上がらないため、とても大事な施策です。

②動画シーンの変化

まず動画のシーンの移り変わりのタイミングに注目して見てください。Z世代は、とても飽きやすいため、動画を最後まで見てもらうためには、下記の動画のように、動画シーンを小まめに変えて、興味を持ってもらい続ける必要があります。

③音源

音源も、動画を見ようと思ってもらえるきっかけになります。
この音源は◯◯系の動画が流れる!とユーザーに思ってもらえるので、動画の内容に合わせて音源を選んだり、界隈で流行っている音源を使うことによって、視聴のきっかけになりやすくなります。

流行っている音源を探す方法は、おすすめに頻繁に流れてくる音源を保存しましょう。

④キャプションで呼びかけ

キャプションでユーザーに質問をしたり、メッセージを入れると、コメントがつきやすくなります。
コメントを書く間も、動画は再生されるため視聴時間への影響も大きいです。

また、コメントが沢山つくと、コメントを読む人も増えます。
コメントを読む間も動画は再生されるため、視聴時間や視聴維持率にも繋がります。

⑤音声読み上げ

多くのTikTokの動画で使われている音声読み上げ機能を使うことにより、広告感が薄まり、視聴のきっかけになります。

特にターゲットの界隈で流行っている読み上げ音声を動画に反映することを推奨します。

TikTokを運営しているByteDance株式会社が提供している『CapCut』という動画編集アプリで簡単にテキストを読み上げる編集ができます。

⑥心をくすぐるコピーライト

下記の動画のコピーライトに注目して見てください。

心理学を用いたコピーライトを使った動画は視聴者の心をくすぐり、視聴時間を維持する効果が得られます。

先程見ていただいた動画ではカリギュラ効果を使用しています。 
「ちょっとしか見せないよ 」、「売れすぎたら困る」や
「あんまりバズらせないでね」
等のコピーライトにより、余計気になってしまう心理が働きます。

まとめ

本記事では、TikTokを活用した、Z世代へ向けたSNSマーケティングの必要性、実際のアカウントを活用する方法とZ世代へリーチする投稿作りについて解説してきました。

Z世代へ向けたSNSマーケティングを成功させるためには、TikTokとInstagram両方を活用して運用してきましょう。まずTikTokでバズることでブランドを知ってもらうきっかけを作り、Instagramへ誘導してより多くの情報を届けたり、密にコミニュケーションをとることでファン化・リピーターの獲得をしていくことが大事です。それぞれに役割がありどちらも企業にとって重要なSNSとなっています。

Instagramを活用して、Z世代へ向けたSNSマーケティングを成功させるポイントについて気になる方は、合わせて前回の記事をご覧ください:
https://note.com/youthlab/n/ncfee85ca6d49

株式会社FUNEEについて

私たちFUNEEは創業以来、Instagram・TikTokを中心に様々なアカウントを運営してきました。独自のSNSマーケティングノウハウを駆使し、パートナー企業様の事業成長を実現いたします。特定の系統だけでなく、様々な系統・業種に対応した効果的なSNSマーケティングの実現が可能です。

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