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自分を取り戻す時間

年末から2か月程、実家にいる。

リモートワークとは便利なもので、
どこに居ても仕事ができるのだから、
コロナ禍で唯一の産物と言える。

今日は、地元での話をしたい。

地元でよく使う電車は1時間に2本。
基本的には2両編成で、
入り口のボタンを押して戸を開ける。
乗車が終われば、車内のボタンを押して閉める。

地元の駅はもちろん無人駅で、
10年程前にICOCAが使えるものが
ようやく1台だけ設置された。

コンビニに行くには自転車か車が必要だし
夏には電線に蛇が絡まって停電することが
数年に一回はあった。

幼稚園〜小学校は1学年1クラスで、
林間学校での宿泊研修(地元では“山の学校”と呼んでいた)や課外学習は、バスの兼ね合いもあり、隣の小学校と合同だった。

昔は、
こんな田舎はいやだとか、都会が羨ましいとか、そういう時期もあったが、
今は、田舎な地元が好きだし、
田舎に生まれて良かったと心から思う。
田舎出身だからこそ、
いろんな価値観を知ることができたなとも思う。

もちろん、都会出身の良さもあるので、
どちらが良いという話ではないのです。
※個人的に、都会出身者は人生に選択肢が多いことを小さい頃から知ることができるので、羨ましかったです。

さて、
帰省してからの土日はというと、
午前中に散歩をして、人も車も通らないような道をずーっと歩くのが習慣!

何も考えずに、
遠くの山々を見たり、
鳥の鳴き声が聴こえるなと思ったり、
川にカモメ親子がいるのかわいいなあ、
と思ったり、好きな音楽を聴いたり。

毎週よく見るパパ、子ども2人、ご機嫌な柴犬で、
楽しそうに散歩している家族を見ては、
ほんわかしたり。

あとは、

週明け、あの仕事から片付けよう、とか
ふるさと納税何にしようかな、とか。

まあ、どんなことを考えていても、
散歩後は、身体も気持ちもスッキリしていて、
生活パフォーマンスもぐっと上がる気がする!
これは東京でも続けていこう!

何より、家に帰ると誰かが居るのっていいですね。なんでもない日常を一緒に過ごせる人がいるのはとても幸せだなあ、と思います。
家族、最高じゃ。

一緒にご飯を作って食べたり、
家族のお弁当を作ったり、
仕事後はお母さんとYouTubeを見ては
お腹を抱える程、毎晩笑ったり。
お父さんとはドライブにも行ったし、
近くに住む姉家族にも誘われて
姪っ子ともよく遊んだ。
このご時世なので、友達と会うのは我慢した。

寝るまでの時間は読書をしたり、
資格の勉強をしたり、
とにかく心穏やかに過ごせる毎日。

なにこれ!
最高すぎる毎日!!
もう、東京帰れないよ!!!!!

と、思い続け、早2か月が経ちました。
流石に地元に居すぎたけど、
なんだか自分を取り戻せた気がした!

今週末には東京に戻るので、
気持ちを入れ替えて、繁忙期モードです。

そういえば、
仕事で打ち合わせ中、
方言が今にも出そうだったし、
たぶんちょっとイントネーション違ったと思うので、標準語にも戻らねば。

あと、
もう29歳だけど、東京に戻る時、
いつも泣きそうになる。何度帰省してもなる。
東京の生活も好きなのに!
ダンス部時代を思い出して、
東京の家で踊ってる時間も好きなのに!
まだまだ子どもなのか、私は。

なにより、
家族の存在は偉大です。
なにがあっても長生きしてほしい。

あと、姪っ子には、
最後たくさん抱きしめてから帰ろう!

幸せな帰省でした。

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