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マイク・ポートノイ復帰のDreamTheaterに期待すること

昨夜遅くに目を疑う情報がSNSのタイムラインに流れた。
noteでも記事にすることの多いバンド『Dream Theater』のドラマーに、マイク・ポートノイ(Mike Portnoy)が復帰するというのだ!

最近書いた記事でも彼のドラミングに触れている。

そして彼が去った後のDreamTheaterに対し、限界を感じていたことも。

後釜ドラマーのマイク・マンジーニのコメントを読むと、彼は自身の役割をサポートとして位置付けている。その役割は十分に果たしていたし、それ以上の貢献もしたと思う。
そして何よりいい奴だ。

マイク・ポートノイが去る際も、後釜を決める際もDreamTheaterはとても上手く処理をしたと思う。
後釜を決めるオーディションの模様を、次作アルバムの特典DVDとしてオープンにした。マイク・ポートノイについても悪評が立たないような前向きな別れ方を演じた。

選ばれたのがマイク・マンジーニだったからこそ、この復活劇が実現できたのかもしれない。

さて、この誰も傷つかない形での喜ぶべきマイキー復活であるが、そうすると否応なしに次回作への期待と不安が去来する。

この復活を評価するためのアルバムであるから、それは大きな期待が寄せられるはずだ。
ラブリエのボーカルは音域が狭くなっている。
ポートノイ脱退後はほぼペトルーシのワンマン経営で、マンジーニは忠実なドラムマシーンだった。

ペトルーシがその形態でやるべきことが尽きた、と感じて今回の復活劇となったのであれば期待が持てる。
よりプログレッシブな展開をサイドプロジェクトではなく、DreamTheaterというライフワークに求めたということだろうから。

ということで、次回作を大いに期待しながら待ちたい。
お帰りマイク・ポートノイ、お疲れ様、そしてありがとう、マイク・マンジーニ!