本日、観て参りました。
忘れないうちにレビューを書き留めておこうと思います。

まず、私の席は南西2階のF列で、かなり端でございました。
しかし、昔当日券で入ったDeepPurpleはもっと端を解放していたので、それに比べればましな方でした。

しかし武道館のアリーナも端の方だと結構厳しいかなと思えます。
どんなライブもセンター取れればベストなのは言うまでもありません。

さて、ライブの内容ですが、総合的には良かったと思います。
ラブリエの声も思ったより張りがあって、若干厳しいながらも高音を出していました。

音はそれこそ見る場所で全く異なると思いますので、何とも言えませんが、ただ、ベースが大きすぎる場面が多々ありました。
メタル系での低音処理は中々難しそうですね。
ベースが大きいとウワモノの輪郭が消されてしまい、曲の魅力を感じるのにかなり苦労します。

曲の全てではないですし、その都度調整していますが、結構残念なところがあったのは事実です。
マイアングのプレイにもよるでしょうが、もう少しPA頑張ってほしかった。

ギターソロはほぼきれいに聴こえましたので満足です。
そしてシンセですが、ガッツリいい感じで聴こえているところはカッコよかった！
それゆえに、ここはシンセを上げて欲しい！、というところで上がらなかったときは萎えてしまいました。
各パートの聴きどころをしっかり押さえてPA頑張れ、って感じでした。

あと気になったのはSolitary Shellの前半のボーカルパート、半音かそこら下げていたような。
後半のインストパートでは原曲キーに戻っていましたが、歌うのきつかったんですかね。
でも意外とPull Me Underが出ていたので不思議です。
そしてPull Me Underは音的にもかなり素晴らしかったですね。

また、『A View from the Top of the World』のツアーということで、このアルバムからの曲は総じてバランスも良く、カッコよくて痺れました。
このアルバム、当初はイマイチだったのですが、聴きこむうちに結構好きになりました。
スルメであろうかと。

セットリストはここ最近のもので変わらず、アンコールはThe Count of Tuscany。
これも良いのだけど、シンセが大きくなって欲しいところでならなかったんだよな…
イントロと最後の盛り上がりはシンセもっと大きくして欲しかった！
そしてベースがちょっと…機材トラブル？って思うような音の切れ方があったように思うけどどうなのか。

あと何だろう、ドラムの音でメタルだからって常に大きくなければいけないわけじゃないよね？
これも細かにPA いじって欲しいな～と。
デカくてアタック強ければいいってもんじゃない。曲の静かな場面とかくらいは調整して欲しいわ。

会場にもよるけども、HR/HM系でPAが完璧だったのはオーチャードホールでのKingCrimsonだった。
あれは芸術的であったよ。

ということで、色々書きましたが、全体的には素晴らしいショーで、いらないMCもなく、淡々と演奏を続け、2時間に凝縮。
それくらいがちょうどいい。

ありがとう！　Dream Theater！