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車を運転すると言うこと(19):タイヤを交換すると言うこと

自転車同様、車も当然パンクします。

その場合、自転車のようにタイヤからチューブを抜いて、空気を入れて膨らまし、バケツにつけてどこから空気が漏れているかを確認し、印をつけてヤスリでこすり、ならしてからパッチを貼って元に戻して、空気を入れて完成……と言うわけには行きません。

通常は緊急用の「テンパータイヤ」が積まれている場合が多いので、それにつけかえてパンクしたタイヤはスタンドやディーラー、あるいは自動車修理工場などで修理を依頼するのが一般的です。

専門の工具と技術がないと、修理が困難なためです。

テンパータイヤの代わりにタイヤパンク応急修理キットが積まれている車種もあります。

文字通り救急用の一時的措置。基本はディーラーや自動車修理工場で修理です。

テンパータイヤと言うのは実に見栄えもみすぼらしく、本当に緊急用です。大した距離は走れません。そのため必ず通常のタイヤを後で付け替えないとダメです。

車種によってはテンパータイヤではなく、通常のタイヤを積んでいる車もがありますけどね。

タイヤ交換するための工具は一般的に車両には積んであるはずです。

ジャッキとレンチと呼ばれるものです。付属品のジャッキはパンタグラフジャッキと呼ばれるもので、結構力を必要とします。

まず対象タイヤの所定の場所にジャッキを設置し、くるくる回して若干車体を持ち上げます。

次にレンチでタイヤを車体に固定しているナットを左回しで外します。

一つのタイヤに付き四本から五本。

かなり強固に固定してあるので場合によってはレンチの上に乗っかって、踏みつけることでようやく締りが緩くなるほどです。

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