読書ノート_センスは知識からはじまる

■基本情報
○タイトル:センスは知識からはじまる
○著者:水野学
○購入日:2019/06/24
○読了日:2019/06/26


■ノート記載日
 2019/06/27〜2019/06/27


■本から得た学び
 ・センスとは言語化しなければならない。
 ・感じとる側は何となくでも、作りこむ側は理由を持って作り込まなければならない。
 ・旅の意義。
 ・知識を獲得する流れ。王道を知り、時勢を知り、共通項を見て、研磨する。


■印象に残った言葉や表現
 ・「センスのよさ」とは、数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力。
 ・普通こそ、「センスのいい/悪い」を測ることができる唯一のものさし。
 ・これも僕の持論ですが、「美しい」という感情は基本的に未来でなく過去に根差していると思っています。
 ・技術とセンス、機能と装飾、未来と過去。
 ・あっと驚く心の裏には、恐怖も潜んでいる。
 ・普通を知る唯一の方法は、知識を得ること。
 ・手始めに、「誰でも見たことのあるもの」という知識を蓄えることが大切。
 ・アウトプットの前段階においては、知識にもとづいた方向性の決定が大切。
 ・僕たちはまた、未来と過去が引っ張り合いをしている世界に存在している。
 ・思い込みを捨てて客観情報を集めることこそ、センスをよくする大切な方法。
 ・センスに自信がない人は、自分が、実はいかに情報を集めていないか、自分が持っている客観情報がいかに少ないかを、まず自覚しましょう。
 ・売れるものをつくるには、消費者を欺かないための精度が求められている。
 ・感覚とは知識の集合体。
 ・現代社会において、センスとはマナー。
 ・センスを磨く上で、好き嫌いでものを見るのは禁物です。 好き嫌いとは、客観情報と対極にあるものなのです。
 ・旅の定義は、日常から逃れること。つまり非日常である。
 ・感受性+知識=知的好奇心


■意見・感想
 ・センス=才能=言葉にできないもの=伝えることができないもの。と思っていたので、全く異なる価値観に出会えた。 ものすごく具体的に書かれているのでタイトルに惹かれたら読むといいと思います。
 ・主観性を通してものを見る。と思っていた(思い込んでいた)が、「主観性フィルタを通して見ることが多いこと」と、「主観性フィルタ以外を通して見るようにすること」には関係性がないので、諦めと言う思い込みだったな。と自分の思考をふりかえれた。

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