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日本失業率 統計開始からの推移

日本の失業率の推移についてのブログ記事を以下に示します。



日本の失業率の推移

日本の失業率は、経済の健全性を示す重要な指標の一つです。失業率は、労働力人口に占める失業者の割合を表し、失業者とは参照期間において、仕事はないが、就業可能であり、かつ仕事を探す活動をしていた者を指します。

1980年代

1980年代初頭、日本は高度経済成長の余韻を感じる時期でしたが、失業率は徐々に上昇傾向にありました。1980年の失業率は2.02%から始まり、1989年には2.25%になりました。

1990年代

バブル経済の崩壊後、失業率はさらに上昇し、1990年の2.10%から1999年には4.67%へと急増しました。

2000年代

2000年代に入ると、失業率はさらに上昇し、2002年には5.36%というピークを迎えました。しかし、その後は徐々に改善し、2009年には5.08%でした。

2010年代

2010年代は、経済の回復とともに失業率も改善され、2019年には2.36%まで低下しました。

2020年代

新型コロナウイルスの影響を受けた2020年には一時的に失業率が上昇しましたが、その後は再び改善傾向にあり、2023年には2.45%になりました。

最新の状況

2024年1月の統計によると、完全失業率は2.4%となっており、前年同月に比べて0.1ポイントの低下を見せています。

まとめ

バブル崩壊以降、現代まで失業率は低下傾向にあります。ただ、失業率だけで景気の動向は図れません。日本の失業率は時代とともに変動しており、経済状況や政策、世界的な影響など様々な要因によって影響を受けています。今後も、これらの要因を踏まえつつ、失業率の動向を注視していくことが重要です。


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