「風呂に入らなくても死なない」
会社の先輩が教えてくれた言葉です。

うつの時って、お風呂に入れない人が多いと聞きます。去年、休職していた時私もそうでした。

当たり前のことが日々できなくなるな〜と思っていたのですが、思い返してみると。毎日毎日風呂に入るって普通にハードル高くないか？

お風呂掃除してお湯をはって、バスソルトいれて、丁寧にシャンプーとトリートメントして、ふっかふかの泡を作って顔や体を洗い、週に一度はヘアマスクとボディスクラブをして、お風呂上がりはパックをして、ドライヤーをして、スキンケアして、ヘアオイルつけてって、貴族かよー！

うつと共同生活している私は丁寧な暮らしよりも、まず死なない生活。上記のお風呂ルーティンを標準だと考えちゃいけないし、あれができない私はだめとかいうわけじゃない。美容業界の陰謀とすら感じちゃう。

会社の先輩も昔育児中にうつになったことがあるらしく、よくその時の体験を私に語ってくれました。

「風呂に入らなくても死なない」
「48時間以内にできたらいいじゃない」

心が軽くなる言葉たち。

今はmiyoshiの「白いせっけん」で全身洗ってます。髪も短くして、だんだんと生活のハードルを下げていく感じ。(さらにハードルを下げたタモリ式入浴法もあるみたいだけど、私は石鹸使ってさっぱりしたい派です。)

服を着たまま、足湯をするだけでも血行良くなるし、すっきりするのでおすすめです。

風呂に入れないからと気に病まないで。死なないから。やる気に頼るより、ハードルを下げるにはどうしたらいいかを考えてみよう。