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とにかくサツガイ=サンを読む会(6)

はじめに

! 注意 !
既読前提重点

趣旨については上記リンクをご覧ください。

なお、前回分+急に再開した理由は上記記事です。

今回はAoMシーズン4である『カリュドーンの獣』編の前半、『デストラクティヴ・コード』までの範囲からサツガイ=サンだけを抜き出してとにかく眺めてゆきます。

以下どんどん行きます。焦っています。ご了承ください。

ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カムより

◆カリュドーンの狩人のうち、サロウはSoCからの参加。ニンジャ思い込み力が強い。

◆集団がてきとうなのは以前からだとしても、サツガイ=サンからの遠さで言うと見るからに劣化している。どうしても故ブラスハート=サンの渋い顔が脳裏をよぎる。

◆ト・キコの姿のオモイ・ニンジャはこのあたりから本格登場します。サロウの性格と普通に美女好きなところからして、祝福対象に興味があんまりないサツガイ=サンよりもト・キコの鋳型を使ったオモイの方が確実に好相性だろうから、ある意味よかったのかもしれない。

ヴェルヴェット・ソニックより

◆爆発四散後にマスラダへ成り代わろうとするサロウ。アユミとの記憶にまで浸食できているのがとても気持ち悪くてカッコイイ。

◆でもこれは昔懐かしのナラク偽装記憶アユミなんですね。テンプラ屋は確実にフジキドの記憶から引用されており、あり合わせの具材でなんとかしてくれている。

◆ナラクの判断で対サツガイ=サン記憶をサロウ用の罠として発動させた様子。この後もサツガイ=サンは全然その気は無いのに巡り巡ってマスラダの助けになることがある。

◆記憶の中でも効くハッポースリケン。それだけマスラダにとって死んだときの記憶が根深いということなのか。

◆対サロウは全員参加の大がかりなイクサですごかった。

◆ゾーイちゃんの容姿を認識した上でサツガイ=サンと間違いかけるサロウの様子からして、父祖の影同士の存在は何かしらとても似ているらしい。

◆ゾーイちゃんはいくらアヴァターとはいえまだ子供で、しかもニンジャではない(※アヴァターは全員ニンジャという枠組みではない)からちゃんとした保護者が居てよかった。

◆最後の最後にひょっこりと初志を思い出すサロウ。ここからも手に汗握る展開が続きますが、この記事はサツガイ=サンにしか焦点を当てていないため『ヴェルヴェット・ソニック』からの引用は以上になります。

ロンドン・コーリングより

◆『ロンドン・コーリング』は元々note限定の中編でしたが、年末ニンジャイベントとしてtwitter放送が行われ、その際の改稿の一環として同じくnote限定だった『エンター・ザ・ドラゴン・クリプト』の内容が合体する形になりました。サツさんぽ(墓荒し)回です。

◆サツガイ=サンの貴重な撥音便カタカナ発音。ニンジャ世界の中で名前とは自己定義の上でかなり重要なファクターのはずですが、サツガイ=サン的には何でもいいご様子。

◆何でもいいと言った端からリクエストが多い。
ちなみにnote版とは色々文章が違いますが「イビルドラゴンとか……どう?ダメか。」のところはnoteだと「ダメか?」だったので、ネーミングセンスがちょっとダサいことを自覚しているサツガイ=サンと自覚していないサツガイ=サンが並列してこの世に存在している。

◆サツガイ=サンはシーズン2の頃からときどき親戚のおじさんくさいことを言ってくる傾向にあり、「お前の望みを言いなさい」ではしばらくぶりに親戚おじさん性が摂取できるため貴重。

デストラクティヴ・コードより


◆カリュドーンの儀式に異物がいるというセトの見立てから、儀式現地部隊とりまとめ業と狩人業と併せてそっちの対処もさせられ始めるブラックティアーズ=サン。なぜこうワンオペなのか。

◆儀式異物と見なされた狩人・アヴァリスがブラックティアーズ組のみなさんに襲われて、異常にねっとりした描写のセンシティブ暴力とセンシティブ死を見せつけまくった後ブラックティアーズと直接対決になった際のひとこま。
念のため説明しておくと筆者は狩人初登場回から(サツガイ=サンは全然関係ないがアヴァリスめちゃくちゃ好きだなこれ……)と思っていた事跡があり、しかも血の粘性でねちょねちょした暴のセクシーを直前まで頭から浴びせられて心うきうきになっていた矢先の当該ツイートであり、本当にちょっと待ってほしい。正直親王殿下の件も未だに全く受け身が取れていないのにまた事故が起こるというのか……

◆また事故った……

◆これまでずっとサツガイ=サンのことはゾーイちゃんと年の離れた双子(ふたりっこ)だと思っていたのに、ここにきてまさか獰猛でクソデカくてサツガイ=サンに食欲を向けてくるなんか異常にセクシーな弟が生えてくると思わず、当時ずっと目を白黒させていた記憶があります。今でもまあまあ目が白黒します。というか8つ子の可能性が生じた以上、今後ずっと層に警戒する必要があるのかもしれない。
あとこれは参考情報ですがサツガイ=サンが身長177cm程度(可変)でアヴァリスが196cmなので身長差は19cm前後ということが判明しています。

◆それどころではない謎解きタームではあるものの、「我らがサツガイ」が面白すぎて集中できない。アヴァターの中でサツガイ=サンばかりが担がれてるのは、おそらく当人が空洞なので摂政が好き放題しやすいという藤原氏的発想によるものと思われますが、「我らが」は親しげすぎていきなりどうしたの感がある。

◆ヴァインとアヴァリスの関係、クロヤギとディミトリの自我がどれくらいの塩梅なのか分からない点もあり極めて複雑。

◆この状態から粛々とできる儀式があるんですか?
当時サツガイ=サンが見たすぎる気持ちとアヴァリスを応援したい気持ちで呻きまくった思い出。

◆タイトルのダブルミーニングこれが好き。

◆これまでのサ知の中でもトップクラスに動かぬ証拠がありすぎる。流石に黒トリイがちょうどあったのはティアマト以来のような。

◆ブラックティアーズ=サンは労働環境を組合に相談した方がいい。

◆いろいろあってサツバツ仮面様が来た。このあたりの解説はユカノからの知識だろうか。

◆はじめ一瞬お洋服を着ていないサツガイ=サンかと勘違いしてお召し物は!?となってしまった。

◆マガタマ変容体=サン、笑い声が「BWAHAHA!」ではなく「01001」になるだけで圧倒的潜め声くすくす笑い感が出て非常にラブリー。

◆ブラックティアーズ=サン、マルチタスクに包まれてあれ……

◆実は筆者は捕食も極めて好きなのでどんどん追い込まれていく。

◆揺るがない自我がほしくてあがいた結果、「自我に意味はない」と嘯くサツガイ=サンを体内に取り入れるのはとてつもなく危険な気がして、当時かなりアヴァリスを心配していました。結局予想が当たってあんなことに……

◆曖昧さを自覚してそれに不快さを覚えるアヴァリス、とてもサツガイ=サンの弟とは思えないくらい人心があってえらすぎるし、逆に傷みうる柔らかい部分の所在が見えるせいで筆者の心の中のキュートアグレッション担当者が暴動を起こしそうで大変。

◆本当に掴めているだろうか?家族と話はしているだろうか?あっ家族といってもなるべくサツガイ=サン以外で……

今回はここまでです。大変なことになって参りました。

 なお、今回の続きは上記リンクです。

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