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自分らしさを見つける旅5

大きく自分の考えが変化した旅である”那覇トリップ”について何回かに分けて綴っていきます。

自分らしさを見つける旅のきっかけはこちら
(最初から読んだ方が私の変化がわかって面白いです)


沖縄の味噌を味わいたい!

実は今回の旅で一番楽しみだったのは、
味噌めしやまるたま”さんへ行くこと。

那覇には玉那覇味噌醤油さんという170年続く、
天然醸造の味噌蔵がある。
なんと第二次世界大戦を乗り越えたらしい。

私は発酵の仕組みが面白いなあと思って好きなのだけど、伝統とか歴史を感じるものも結構好き。

そんな伝統を受け継ぐお味噌を食べてみたいと思った。

そのお味噌を使用したお料理が楽しめるのが、
“味噌めしやまるたま”さん。

ただし、ここに行くという選択は私の性格上、
かなり勇気がいること。

なぜなら、”私は一人で外食する”という行為に抵抗があるから。

1人ごはんって寂しいの?

私は1人でごはんを食べに行ったことがないに等しい。

友達との待ち合わせで
就活中にどうしてもで
スタバとかマックとか
チェーン店のカフェ、ファストフード
は入ったことがある。

じゃあどんなお店が苦手なのか。

例えば 
“カフェ好きが集まる”
“女子がたくさん集まる”
そういうお店が怖い。

そんなオシャレなお店は私には似合わない
私なんかがいるべき場所じゃない

そう思ってしまう。

逆に
“男性が集まる”お店や
(ラーメンとか牛丼とか)

“ファミリー層が多い”お店も無理だ。

女1人でこんなところ来てるよ(かわいそう)
と思われそうで怖い。

自分で書いててめっちゃ思う、
みんな他人のこと、そんなに興味ないから
って。笑

でも私はそういう1人ごはん楽しむ女性を見ては、

(私には勇気がないから)
あの人どういう気持ちなんだろう?
すごい。羨ましい。

と密かにずっと思っていた。  


1人でも食べたい時に食べたいものを食べる。


私はそれがしたかった!

味わいながら、味わう

まるたまさんに到着して、
ドキドキしながらお店に入る。

メニュー選びも真剣にする。

先に少しお刺身を食べているから、
お腹的には味噌汁定食がちょうど良さそう
と頭ではわかってた。

でも一瞬で食べたい!と思った、
量がありそうだけど、すごく美味しそうな
生姜焼き定食に決定。


食べたかったものを食べている。
味噌の味が優しくて美味しい。
1人で私は食べている。

…生姜焼きでこんなに感動するなんて!
と思いながら、噛み締めて食べた。

味わいながら食べている自分を味わうような感覚。   

そして気付いた。

お店に入ってから私は人の目なんて何も気にならなかった。

ただ目の前の食べたかった味噌の生姜焼きを食べることに夢中だった。

自分に集中していれば、人の目は気にならないのかもしれない!
が私の中にちょっと入ってきた。

最後まで味わう

私はお店が閉店に近づくといつも
早く帰らなきゃ、迷惑だ!
店員さんの圧を感じる気がする
と気が気じゃない。 


私が今日お店に入ったのは、閉店の1時間前くらい。  
食べ終わって、閉店まであと20分。
お客さんは私だけになった。

帰ったほうがいいかな?
でも、私もう少しここで余韻に浸りたい。


だけど店員さんの片付けなどには、
少しでも早く帰ることで貢献したい。

あと、5分。
迷惑にギリギリならなさそうならあと5分。
5分だけ、私はここにいたい。
私は私のタイミングでお店を出たい。

そう決めて、
内心5分間ザワザワしながら、
ゆっくりして店を出た。


1人でごはん食べられた!
沖縄の味噌食べた!
自分のタイミングでお店を出た!

最高にテンションが上がる。

店を出た後の私は少し軽やか。

が、歩き出した瞬間、迷う。 

お店の外観を写真撮りたい!!
でも、撮ってる私は周りにどう思われるんだろう?
別に外観撮らなくても、どうってことない。

次の行き先に歩き出した。

でもお店から離れていくほど、
後悔が押し寄せてくる。

やっぱりやっぱり撮りたい!

慌てて引き返してお店を撮影。

満足だ。

私は私のやりたいことを
自分で選択して満足した。


私はずっとこれがしたかった。


続きは次回。

ありがとうございました。

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