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強いブランドに必要なエンゲージメントの正体とは?

YRK&note編集部ライターのジャスミンです!
季節の変わり目で体調を崩しやすくなっていると思います。
どうか、みなさんお身体をご自愛くださいませ。

本日ご紹介するお話は、先日YRK&のメルマガで配信した、企業エンゲージメントと強いブランドの相関関係についてのミニコラムです。

私にとって目から鱗の話だったので、是非ご一読ください!

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強いブランドとは何か

あなたは“強いブランドとは何か”と問われたとしたら、一体どのような答えを思い浮かべるでしょうか?高い売上水準を長年保ち続けているブランドでしょうか。それとも知名度があるブランドでしょうか。はたまた、生活者に愛され続けているブランドでしょうか。

もちろん、どれも決して間違ってはいませんが今回はあえて少し違った角度で、『社員と事業・企業のエンゲージメントが高いブランド』を“強いブランド”と定義してお話したいと思います。

エンゲージメントという言葉が持つ危うさ

このエンゲージメントという言葉。
昨今「エンゲージメント経営」なんて言葉も取り沙汰されており、この記事をご覧いただいている皆さんも耳にする機会が増えたかと思います。ただ、人によって解釈や受け取り方が異なり、いわゆる“危うさ”や“中庸さ”も多分に秘めている言葉とも言えます。以下に例を記載してみます。

混同される言葉としての代表は「愛社精神」。
いわゆる会社や事業への忠義・忠誠・帰属意識を指す言葉です。この言葉が生まれた背景には、高度経済成長期に業績が好調な企業の傘の下で、従業員は恩義を感じながら働くことが当たり前の時代がありました。従業員が企業に権利を主張することはなく、企業・事業と従業員の間には主従関係がある状態を指す言葉です。

続いて「従業員満足度」も誤解が生じやすい言葉で、俗にいうES(Employee Satisfaction)です。

この言葉は企業価値を高めるため、給与・制度・福利厚生などを含んだ就業環境を改善・振り返るために従業員の満足度を数値化した指標を指します。愛社精神のように主従関係を含むものではありませんが、あくまでもモニタリングを行うための一指標であると言えます。

強いブランドに必要なエンゲージメントの正体とは?

では、結論としてエンゲージメントとはなにか?そう問われた場合、私たちは“従業員と企業の間に交わされる対等な約束事である”と答えます。先述しましたが、現在の日本社会は高度経済成長期と異なり、従業員が一企業で勤め続けたいと願ったとしても、いつ大きな変化が訪れて状況が一変するかも知れない可能性を秘めた、不確実・不透明なVUCAの時代です。

そんな時代を生き抜いていくためには、従業員自身がビジョンを持ち、自身で思考するといった自律型の課題解決能力が必要になってきます。また、企業側としては企業の持つビジョンと共に歩んで行くため、従業員が持つビジョンや働きがいを実現でき、思考を発散できる環境を整える必要性が出てきます。

すなわち、企業から従業員、という一方通行の主従関係ではなく、企業と従業員がお互いに対等な目線で助け合い成長し合える関係性、いわゆるエンゲージメントが重要であるといえるのです。

経営者としてどのようにして従業員に思考してもらえる環境を提供すれば良いのか?どのように従業員の働きがいやビジョンを形成していけば良いのか?今後の大きな思考ポイントとなりそうです。

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いかがでしたか??

どこまでいっても組織は
「人」対「人」の対等さが重要になる

このミニコラムを読んだとき、目から鱗がこぼれ落ちました。
今、私がいるこの会社と私自身も対等であるべきなのだと気づくことができました。

私はどうしても、“働かせてもらっている”という意識を持っていました。

しかし最近、自社の役員やクリエイティブディレクター、コンサルタントの先輩とお話する機会があり、“働かせてもらっている”という意識は受け身であるということに気がつくことができました。


“私はここを選んで、自分がやりたいことを成し遂げるためにいる”

所属する企業のビジョンを達成するために、
自分自身のありたい姿を明確にする、成し遂げたいこと自分の軸を持ち、それに対するアクションを起こしながら企業のビジョンに対しても貢献をしていく。

そんなことを教えてくれる先輩たちに感謝!

強いブランドは、「個」から生まれてた原動力が連なって、組織の力に置き換わり、創造されていくのか!”と納得することができる目から鱗なコラムなのでした。