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「校正・校閲まわり」 個人的オススメ記事紹介・10選

こんにちは、DTPオペレーターのあきづきです。
今回の記事では、「校正」「校閲」にテーマを絞り、個人的に勉強になった(印象に残った)サイト・記事の、備忘録的まとめです。

よく使う校正記号の一覧

DTPを行う場合、少しずつ覚えていかなければいけない、校正記号。
よく使われる校正記号について、一覧で紹介されているサイト。
「校正記号って何?」を説明する際に、よくお世話になってます。

「早見表」的なものでは、下記の記事もわかりやすそう。

 

「わかりやすい」校正の書き方

指示を端的かつわかりやすく伝えるために使われる、校正記号。
上記の記事では、「使用頻度が高い校正記号の紹介」「正しい修正結果はどんな内容なのか」の両方がクイズ形式で紹介されていて、「どのような校正指示を書くと、相手にわかりやすく指示内容が伝わるのか」がとてもわかりやすく紹介されています。

 

見落としやすいポイント

「字形の違い」など、注意していないと見落としやすい文字が一覧で紹介されている記事。
知らないと気づきにくいポイントも多いので、とても勉強になりました。

それぞれ、「トル」「差し替え」に特化して紹介されている指示。
「何かを削除(変更)したことで、他の箇所の内容がおかしくなってしまっている…」という、こちらもよくある注意点が紹介されており、気をつけるとよいポイントが、とても分かりやすく紹介されています。


校正ミスを減らすコツ

「なるべくノイズを減らすことで文字のみを追いやすくなる」
とても手軽に取り組める方法のため、次回大量の文字校正があった場合に実際に試してみたいと思う、とても気になる豆知識でした。

  

その他

分類ができないけれど、ここからは校正関連で個人的にとても学ばせて頂いた(色々考えさせて頂いた)記事の紹介です。

校正のミスの責任は誰にある?

こちらの記事で自分が特に印象深かったのは、「コミュニケーションエラーによるミスの責任」の部分。
個人的には校正は、「作業者がどんなふうに直しているか」だったり、「データはどんな状態か」によって、見るべき内容や注意点が大きく異なると日頃から考えています。

例えば、テキスト差し替え指示があった場合。
修正者が行っている可能性がある作業としては、次の作業が考えられます。

支給テキストがあった場合:支給テキストからコピー&ペースト
支給テキストが無かった場合①:作業者が直接手入力
支給テキストが無かった場合②:OCRなどを使ってある程度自動入力

直接手入力している部分や、OCRを使っている部分は間違いが混ざっている可能性が高いため、支給テキストがある時に比べて特に注意して校正が必要になりますが、校正者側としては、これは校正依頼を受けた時の説明などで予め聞いていなければ、分からない内容だったりします。

紹介している記事内でも「校正者側も確認する必要が大切」とあるように、「迷ったら聞く」ことは勿論当然ですが、個人的には作業者側も、自分以外の誰かに校正をお願いする際には校正者の方へ丸投げせず、「ここはこういうふうに行ってるからこう注意してみて欲しい」としっかりと見て貰いたいポイントを正しく伝えることが凄く大切だと、この記事を初めて読んだときに感じたことでした。

※私自身は作業・校正どちらも担当するので、これ見て下さい(おわり)だと、「他に補足無くて本当に認識差異なく大丈夫…?」と結構不安になりながら、かなりあれこれ追加で質問しながら校正するタイプです(汗

 

「紙」に印刷すると間違いに気づく理由

「紙」と「ディスプレイ」では人間の脳の動きがどのように変化するのか、ということについて調べられた記事。
この1、2年で、自分の周りではPDF校正がかなり増えてきましたが、「紙よりもデジタルの方が間違いを見落としてしまいがち」という前提条件を念頭に置いた上でより注意して校正しなきゃ、と意識の捉え方の部分でとても勉強になった記事でした。

類似記事として、下記もとても参考になります。

 

以上、校正・校閲まわりの、個人的オススメ記事の紹介でした。

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