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第4回アドラーゼミB面の学び「意味の発生とは何か?

第4回目のアドラーゼミの内容が深すぎて、学習内容を書くまでに時間を要した。一度に書き記すのには、膨大になるので、意味の発生についてだけ書くことにする。

何かしらの行動や経験には意味があるものだと感じていた。例えば、映画を観て面白かったとか、レストランで美味しい食事をしたとか。

しかし、行動したことだけを記しただけでは、余り意味を感じないということだ。

この行動に意味を持たせるために必要なことは、言葉を使って文章にして言語化することだ。 

ではどうすれば意味が発生するのかというと、なぜ行動したのか、なぜそう感じたのか、行動の結果について、どう考えたかの理由を書くことによって意味が発生するということだ。

つまり、映画を観にいった理由を考え、観た感想を考え、観たことによってその後の行動が何に影響を与えるのかについて、考察を書くということ。

これは、卒論にも言えることで、結果と考察が同じ内容になることがある。これでは、考察にならない、つまり意味が発生しない。意味のあるものにするためには、結果について、どうのように考えたのか、自分の考えを入れて初めて意味のある考察になるということだ。

小学生の日記を例えにすると、「朝起きて、ご飯を食べて、トンボ取りに行った、楽しい一日だった。」では余り意味を感じない。朝起きた時に何を感じ、ご飯を食べて何を思い、トンボを取りに行って何が面白かったのかを具体的に書くと意味が発生し、意味をより感じられる深い内容になる。

こうした作業は、めんどくさく難しいが、こうした努力をした人がより深みのある人生を歩めるのではないか。

大学とは、こうした、めんどくさい人を作る場所でもある。めんどくさい人を言い換えると、いちいち行動の理由を考える人だとも取れる。それは、何かしらの事象を自分の頭で考え、自ら行動できる人だとも取れる。だから大学で卒論を書くことは重要なのだ。

私も、意味のある人生を送れるように、結果に対する考察をすることを日課にしたい。

追伸:元旦より、非公開にしているnoteの記事がある。時々公開しているが、小学生の日記みたいな行動記録になっている。これでは意味をなさない。意味が発生するように、一日の事象を考察した文章を心がけたいと誓う。


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