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💩だけおむつを履きたがる子はどうしたらいい

こんにちは。
インスタグラムでおむつ外しに関する質問を頂きましたのでお答えします。
詳細を伺っていない状態でのお答えになりますので全てに当てはまるものではありません。
わたしはどうしたらいいのー!!と思われた方、ぜひ個別相談にいらしてくださいね。

今日のお悩み
3歳5ヶ月、相変わらず💩さんはおむつのみで、トイレもおまるも拒否されております

1.実はトイトレのかなり終盤の状態


うんちの時間になるとおむつを履きたがる。この状態、かなりトイトレの終盤にきています。
というのも、うんちでるわ!っていうのがちゃんとわかっての行動だからです。
おむつを履いたらいつもの場所でいそいそと用を足す。
だから、自分の体で何が起こっているのかは理解できている。
あと必要なのは、トイレやおまるの環境に身をあずけることができるようになること。
うんちはおしっこに比べて経験回数が少なく、より時間のかかる行為なのでおしっこはトイレでできるけどうんちはなかなか、、という状態になりやすいです。

一つ言えるのは、トイトレの終盤にきています。ここまでよく頑張ってこられました!

2.おむつじゃないといけない理由、わかりますか?

この「おむつがいい」の理由は、こどもそれぞれ千差万別です。
そしてこの根本原因となっているところをきちんと取り除かないとどれだけガミガミ言ってもトイレやおまるにステップアップできません。
親からしたら「それぐらい」と思うような本当にしょうもない、些細なことなのかもしれないけど、こどもにとったら一大事なわけで親の目線で勝手にことの大きさを判断してはいけません。

この理由を探って除去してあげるのが、「おむつがいい」の最短ルートで抜本的な解決方法です。

どうやって理由を探るのか?
シンプルに「こどもの話を聞く」「こどもの様子を観察する」「一つずつ試す」
これに尽きます。

3.おむつがいいの理由いろいろ

おむつがいいというこどもにはそれぞれに事情があります。たとえばこんな感じ。

  • トイレがなんとなくこわい

  • トイレの座り心地が好きではない

  • じっと座って用を足すのができない

  • 立ってしたい

  • 便器の水がこわい

  • 補助便座や補助台がこわい、いやだ

  • 腰回りが包まれてないと不安

  • 💩がぶら下がったりぽちゃんとする感じがいやだ

  • トイレ空間が好きではない、つまらない、安心できない

  • 親の「トイレでしておくれ」の圧がこわい

補助便座が怖い(トイレの高さが怖い)という子に対しておまるを導入したらあっさりとおむつが取れたという子もいます。
この子に対してどれだけトイレを大好きなキャラクターでデコっても、ご褒美シールを導入しても、意味がないわけですね。その子のつまづきポイントをしっかり見なくちゃいけない。
「なんだか補助便座の乗り降りをすごい慎重にやってて怖そう」というママの観察ポイントからおまるの導入を決めたので、最短ルートで抜本的な解決に鳴ったわけです。

4.グレーゾーンからじわりじわり始める

例えば、腰回りが包まれていないと嫌だと思っている子に対して、「脱いで!座って!ほら!!」と言ってもなかなかその先に進むのは難しいです。

じゃあどうやって一歩を進めていくのかというと、超絶スモールステップ。
親からしたら中途半端、かもしれませんが、その一歩が大きすぎるからもっともっと小さくしていく必要があります。
トイレ=全部脱ぐ
トイレじゃない時=履いておく
男の子=スカート履かない
というような、数多ある大人の常識を一旦取っ払って、小さい一歩にしてあげてください。

腰回りにないと不安な子であれば、まずはおむつを履いたままトイレやおまるでしてみる。腰回りの安心感そのままで場所を変える練習をしてみる。
女の子ならスカートを、男の子なら腰にタオルを巻くなどして、スースー度合いを減らしてみる。
トイレタイム以外もすっぽんぽんで過ごしてスースーに慣れてみる

5.さいごに

いつかはおむつが取れます。親がガミガミ言ってこどもがビービー泣きながらのおむつはずしもできるけど、できることならこどもが「やってみよう」「できた」を実感しながら進めてほしいなと思っています。
大人はその「やってみよう」「できた」を応援して寄り添う、一番の理解者であってほしいなと願っています。

これまでおむつだったのをトイレでするって結構勇気がいること。
(大人が突然おむつでしてって言われたらびっくりするのと同じよ)
その子なりの「やってみよう!」のタイミングが必ずきます。焦る気持ちもわかるけれどどうか見守ることもしてほしいなと思います。

みなさまのおむつはずしが親子の楽しいコミュニケーショのひとつになりますように。



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