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オーラは音になる

オーラは音になる。そう思った。

音は、作り手の魂が吹き込まれるもの。
その吹き込まれる瞬間の作り手の意志の強さは、オーラとして曲の中を泳ぐ。

魂を強い意志で吹き込むのは難しいことで、
音楽家は曲を作りながらも弱気になってしまう。

例えば、セオリーではないコード進行を思いついたとき。

“これはダメだから“と弱気になる。

逆に“ダメだからこそ“という弱気も。

魂の乗らない音。

出た瞬間のその音を自分として100%愛して突っ走らせることで、
その音にはオーラが出るのではないだろうか。

その突き抜けが、割り切れが、生活に積もった割り切れない気持ちを泣かせる。

人智を尽くした末の達観的な割り切り。

それが、オーラ。

今日の私にオーラはあっただろうか。


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