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みかん収穫も機械化されるのかな?

みかん収穫歴もなんだかんだで7年目になってしまいました。1日あたり50コンテナ、重さにして1トンくらいは収穫しているので、7年でトータル230トンものみかんを採ってきた計算になります。

みかん収穫はなんとも単純で、熟度を見ながら(場合によってはサイズ指定もあり)ハサミで切ってひたすらカゴに入れていく。これだけです。

コンテナも20kgくらいだし、めちゃくちゃな肉体労働ってわけではありません。

ただですね、これが何週間も続くとかなり疲れるし、神経も使うしで、みかん収穫も見た目以上に大変です。それこそ、若さでカバーしている面はあるので、高齢化が進んでくるとさらに大変になるでしょう。

これはみかんに限った話ではなく、農業、いや介護やレジ打ちなど、ほとんどの労働に言える話です。少人数でも対応できるようにしつつ、身体への負担も減らす。テクノロジーの進歩が待たれます。

調べてみたらみかんを含む果樹にも、自動ロボットの開発がなされているようです。

ただし、このロボットは樹をVの字に作っていく必要があり、どの農家さんもすぐに導入できるものではありません。また、有田市のようにがけっぷちに圃場がある場合は導入できないでしょう。

結局、しばらくは人の手で収穫する必要が出てきそうです。20年後、30年後、どうなっているのか気になりますね。

みかん収穫の時給も、今年は1,300円以上の農家さんが増えてきました。高いところは1,700円なんて農家さんも。賃上げは労働者目線では嬉しいですけど、経営者目線では頭が痛い問題でしょう。

みかん収穫はどうしても人手勝負になります。手が早いと言ったって、2人分働けるわけはありません。少子高齢化の社会、今は海外から人手を集めることで何とかなっていますが、この先はどうなっていくのでしょうか。

個人的には、バイトとしてもっと農業に関わる若者が増えるといいなと思います。肉体労働だし、夏は暑いし冬は寒い。全てが楽しいわけではない。だからこそ、修業ってわけではないですけど、見えてくるものもあると思うんですよね。


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