「昔のSTGは簡単。弾幕STGは難しい」そんなことある?
どうも、霜月です。
この記事はお気持ちなんかではありません。真に受ける必要は1mmもなく、軽く斜め読みしてください。でその後「お前が自称シューターなのに下手なだけだよバーカ」と鼻で笑ってください。
結論から言ってしまうと、やり慣れている世代の影響だと思います。昔のSTGをやっていた人は弾幕STGを難しいと思い、弾幕STGをやっている人は昔のSTGを難しいと思う。ただそれだけ。
先日、ゲーセンミカドに行ってきました。久し振りの入店でテンションがアガる中、以下のタイトルをプレイ(どれも途中でゲームオーバー)(太字がSTG作品)
鋳薔薇
バトルガレッガ
スーパーストリートファイター2(多分。似た名前が多すぎて分からないのだ)
ストリートファイターZERO
ストリートファイターZERO3
虫姫さまふたり ブラックレーベル
ケツイ
V・Ⅴ
究極タイガー
飛翔鮫
ソニックウィングス
メタルスラッグ2
全て初見or昔やったことがあるが1年以上前なのでほぼ忘れている作品。
で。【虫姫さまふたり ブラックレーベル】【ケツイ】はどちらも3面以上までは凸できました。が、【鋳薔薇】【ソニックウィングス】【バトルガレッガ】【V・Ⅴ】【究極タイガー】【飛翔鮫】はどれも1面〜2面の序盤で終わってしまいました。今回ではないものの、1年くらい前にやった【雷電】やら【雷電DX】なども同じような感じ。
弾幕STGがケイブシューしかなく、なんなら【鋳薔薇】もケイブシューだし、それ以外が東亜プランに偏っている時点で昔のSTGだの弾幕STGだのの妥当性もへったくれもありませんが、それは置いておいて。
特に体感で、【V・Ⅴ】【究極タイガー】【飛翔鮫】は「えっそれ当たるの!?」って感じで毎回死にました。ただの自機狙いなのにまっすぐ当たるし、敵は普通に突っ込んでくるし、背中から地形がやってきて接触死するし。弾幕STGではどっちかというと「あっこれ避けられねえ」って感じで弾に潰されることが大概で、敵に突っ込まれることはほぼ無く、そもそも地形が一部作品を除き存在しない。
敵の特攻に対してもっと言うなら、敵が早いorショットが貧弱すぎるってことです。シューティングゲームなので敵を打ち落とすことに注力を注ぐべきなのは分かっておりますが、敵がショットをひょいひょい避け、敵に注意を取られていると綺麗な自機狙いに貫かれる。
それに加え、その場復活ではなく少し前の地点に巻き戻っての復活。無敵時間もあんまりない。ボムが無い(無敵時間がない)のはいいとしても、そのおかげでハマリ。
(改めて見直すとSTGの面白いこと言ってるな圭一……)
「弾幕STGがSTGじゃない」などと言われる背景にはこんなこともあるのかもしれません。が、どうも現在の感覚からすると昔のSTGのほうが難しく感じる。最近のSTGは非弾幕でも当たり判定は少しばかり小さいのに対し、昔のSTGは自機の見たまんまのサイズが当たり判定。これも難しく感じる原因かもしれません。
結局のところ、STGの基準となる作品からのズレたものを「難しい」と評しているだけなのかもしれません。昔の弾を誘導しながら敵を撃ち落とすSTGに慣れている人は、弾幕STGを「弾が多すぎる」からと難しく感じ、今の弾を掻い潜りながら敵を撃ち落とす弾幕STGに慣れている人は昔のSTGを「敵が死なない」からと難しく感じる。
弾幕STGは「弾が見えない」とも言われますが、個人的に私からしてみれば昔のSTGのほうが弾が速く「弾が見えない」。
以上。
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