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毎日クロスワード。5月6日,今日は何の日?ジークムント・フロイトが生まれた日!

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概要 このページでは「今日は何の日?」にちなんだクロスワードパズルを毎日提供しています。昔のことを思い出し,それを題材に周りのひとと会話するきっかけづくりにお使いください。毎日提供!(たぶん)

クロスワードにチャレンジ!

今日は何の日(ヒント)

5月6日はジークムント・フロイトが生まれた日です。

フロイトは20世紀を代表する心理学者のひとりです。

私は高校生のときからその著作を読んでいますが,よくわかりません。フロイトに関心をもったのは,心理学への関心というよりオカルトへの関心からでした。

わたしは占いやUFO,UMA,古代文明,超能力といったムー的なものが好きで子どものころからよく読んでいました。もちろん信じて読んでいるわけではなくて,こんなことが本当にあったら面白いなという感覚で読んでいました。実際の生活がうまく行っていないと,フィクションのうちでも,みんなは知らないけど,本当のはなしに関心をもつようになるのは自然なことだと思います。あー,この生活が実は嘘っぱちで,本当の別の世界があったらなー,こんなつまらない思いもしなくてすむのにという感覚です。ただ,仮にこの世界が嘘っぱちで,別の世界があったとしても,私自身はやっぱり端役のままでつまらない思いを抱えて生きていかないといけない,そういうことには思いが至らなかったなとは今はわかります。

オカルト好きの子どもはまずカール・ユングの著作を読みました。子どもに読めるほど,ユングの話はわかりやすかった!日本語訳をしたひとがすぐれたひとだったのでしょう。それで次にはフロイトを読むわけですが,これが眠くて仕方がない。一番最初に読んだのが「夢分析」だったのですが,眠くて眠くて仕方がない。それでも我慢して読みました。

私はまだこの20世紀の巨人に出会いもできていないのですが,無意識について言及したというのはすごいことだと思います。そして,その無意識が私たちの日常の行動や判断に影響を与えているというのも興味深いです。

人間にはふたつの側面があって,ひとつは意識(いしき)的な側面,もうひとつは自動(じどう)的な側面があります。生活していると,私たちのこころにはさまざまな思いが浮かびます。失敗すると「自分はなんてバカなんだろう」,新しいことに出会うと「きっとチャレンジしても失敗するだろう」。こういう思いは習慣化されており,ある場面では自動的に起きます。そして私たちの生き方を規定してしまいます。このような自動化された思いに気づき,それに従って生きるのか,ちがう生き方をするのは,ひとは都度選択を求められていると思います。しかし,通常は気づかない。

こういう自動的な側面がフロイトのいう無意識だと思うのですが,コインの裏表の裏側の存在に自覚(じかく)的であり,それを生涯かけて研究できたというのは,通常のひとではできなかっただろうと思います。

できれば死ぬまでに一度夢分析をもう一度読んでみたいです。

5月5日の答え

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