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毎日クロスワード。4月30日,今日は何の日?カール・フリードリヒ・ガウスの生まれた日!

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概要 このページでは「今日は何の日?」にちなんだクロスワードパズルを毎日提供しています。昔のことを思い出し,それを題材に周りのひとと会話するきっかけづくりにお使いください。毎日提供!(たぶん)

クロスワードにチャレンジ!

今日は何の日(ヒント)

4月30日は,カール・フリードリヒ・ガウスの生まれた日です。

ガウスは19世紀最大の数学者と呼ばれています。1777 年の4月30日生まれました。レンガ(れんが)職人の父親とそれを支える母親の間に生まれます。特に数学を学ぶ環境があったわけではなかったようです。

ガウスは,7歳のころには,等差級数の和の求め方を自ら発見していました。算数の授業で,先生から 1 から100までを足し合わせるという問題がだされました。一般的な7歳の子どもでしたら,$${1 + 2 +3 + 4 \cdots}$$ と99回足し算をして答えを求めるところですが,ガウスは $${101 \times 50}$$ として即座に答えを出してしまいました。$${1+100=101}$$, $${2+99=101}$$, $${3+98=101}$$ と,101 が 50 回出てくるので,答えは 5050 というわけです。

ガウスは15歳のころには,素数(そすう)の性質について素数定理と呼ばれる定理を導いています。

素数というのは例えば,2, 3, 5, 7, 11 といった数で,約数を 1 か自分自身のふたつしか持たない数のことです。割り切れない数ですね。この素数,無限にあることは大昔から知られていましたが,どういう規則性で出現するのかわかっていません。

ガウスは,この素数の出現について,ある法則性に気づきました。その法則性とは,$${x}$$ から $${x + \log x}$$ の間には平均1つ素数が出現するというものです。これを使えば,任意の区間内におよそいくつ素数が出現するかを予測することができます。もちろん,ぴったりとは予測できませんが,おどろくほど近い値になります。毎日15分間,特定の区間からランダムサンプリングで抽出された数について調べていったそうです。実験しているみたいですね。とにかく計算するとかでなく,枠組みを作って計画的に研究を行うところがすごいですね。

その3年後の18歳には,最小二乗法を発見しています。最小二乗法といえば,データを分析をしているひとは必ず使っていると言っていい手法です。以降,多くの業績を残しています。

ガウスの名前は統計学でもでてきます。正規分布をガウス分布と呼ぶこともあります。いろんなところで,ガウスの名前を冠したものに出会います。ガウスは数学というより科学(かがく)の巨人といえるひとですね。

4月29日の答え

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