剣道をしています。今週頭に先生からアドバイス。そうだよなー，間違っていたなーと思って，アドバイスに従って，稽古してみる。すると，よくなっているのがわかる。えー。

剣道の上達は紙を一枚一枚重ねていくような進度であって，急にうまくなるということはない。そんなふうによく言われる。たしかにそうでしょう。

でも僕はうまくなりたいんだなー。今日１日だけでうまくなりたい。なぜ？なぜなら，いつまで剣道ができるかわからないから。以前は仕事の関係でいつ剣道をやめないといけない日がくるかわからなかった。今日で終わりかなと思いながら稽古。家庭のことや，そして，今は身体の問題。今後はそれらが一気にどっとくるはずだ。いつまでできるんだ，剣道。できれば，生涯，剣道してみたい。なぜなんだ。なぜ，剣道したいんだ？

それは剣道の上達が，心のありかたと関連しているからだ。上達は単なる技量の向上ではなく，もちろん技量の向上を基礎におきながら，大事なのは心。心の上達が剣道の上達とリンクしているから，剣道はおもしろい。

ふつう，心が基礎で，技量，技術がその上にあると思うかもしれない。けれども，何事も技術が土台であって，ある程度，それができてから，精神の問題がでてくるというのが本当のところだろう。というわけで，僕も心の修行にはいったのかなー。

で，どうして心の修行をするの？それがどんな意味があるの？

しかし，心の修行をすることには意味があるのです。どんな意味？この世界がすばらしいことに気づく道につながっているからです。ゴールがどこかわかるのに，そこに至る道が見えない。けれども，剣道の修行は実はその道を示してくれているのでした。本当です。

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