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「オリックス・バファローズ」が好きだ

   この度は私の中で今最もアツいコンテンツ、
オリックスバファローズ(野球チーム)について語ろうと思う。

今年こそ優勝争いをしているが、
昨年2020年度はパ・リーグ最下位となった、
Bクラス常連の球団である。

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    私がオリックスファンになったのは、つい昨年のことだ。

私は、小さい頃は公園で野球をして育ち、
生まれも育ちも福岡で、根っからの「福岡ソフトバンクホークス」ファンだった。

ヤフードーム(現PayPayドーム)にもよく試合を見に行っていたし、
これまでズレータ選手やペーニャ選手などと握手してもらったことがある
(なぜか助っ人外国人と縁がある)

ここ数年のホークスは、
柳田(ギータ)、松田(マッチ)、栗原、甲斐などタレント揃いの野手陣に加え、

千賀、石川、モイネロ、森など
投手陣も充実している。

パ・リーグの他チームを戦力で圧倒し、
オリックスとは対照的にAクラス筆頭。
セ・リーグでいう巨人の立ち位置を確立した。

しかし、もともと私は
「甲子園でも負けてる方を応援してしまうタイプ」で、
勝ちの味に慣れきってしまったホークスを応援するのに
手ごたえのなさを感じていた私は、

パ・リーグ戦を見ているうちに
だんだんオリックスバファローズに興味を持ち始めた。

いちホークスファンから見るオリックスは、
山本由伸、吉田正尚という強力な投打の柱はいるが
それ以外の選手が弱いためいまひとつ抜けきれない、という印象だった。

良い選手がいるのに勝ちきれない、そんなオリックスに愛着がわき、
ホークスに次ぐサブ推し球団になった。

それから毎日、Twitterでバファローズポンタ(※1)↓のツイートを見ては

今日も負けたか…

ーー次の日ーー

お、今日は勝っとる!

と一喜一憂するうちに、
気づいたらホークスの勝ち負けより
オリックスの勝ち負けのほうが気になっていた。


ホークスは勝ちが多い分、負けた時のショックが大きい。
対してオリックスは負けが多い分、勝った時の喜びが大きい。
この差は個人的に大きかった。

ホークスが強すぎて調子に乗ってる(※個人の意見です)ので、
オリックスを応援してやろう!という気持ちがだんだん強くなり、
気づいたらオリックスファンになっていた、というわけである。

   そんなオリックスだが、今年2021年は一味違う。
昨年途中から監督に就いた中嶋監督(元2軍監督)の指揮が
オリックスに大きな勢いをもたらした。

まず、若手選手の成長が著しい。
高卒2年目で2桁勝利のサウスポー宮城や、
同じく高卒2年目でショートの座を掴んだ紅林、

さらには中堅1,2番俊足巧打コンビ福田、宗。
大の苦手だったロッテから打ちまくってホームラン王当確の杉本。

そして2014年惜しくもリーグ優勝を逃したときの悔しさを知るベテラン、
和製大砲T-岡田、守備の名手安達。

若手、中堅、ベテランが最高のバランスで躍動して
昨年最下位の呪縛を打ち破り、見事クライマックスシリーズ進出を決めた。

   さて、10月になりリーグ戦も最終盤。

オリックスは「千葉ロッテマリーンズ」と熾烈なリーグ優勝争いを繰り広げている。

執筆時点(10月22日)で、2位ロッテの優勝条件はかなり厳しく、
おそらくこの寄稿が投稿されている頃にはオリックスのリーグ優勝が決まっているだろう。

しかし、そのままロッテが引き下がるわけがない。
むしろ下剋上精神で、次に行われるクライマックスシリーズは
かなりの気迫で臨んでくると思われる。

リーグ優勝のその先に日本一を目指す以上、クライマックスシリーズの勝者が
真の勝者と言わざるを得ない。

クライマックスシリーズは11月6日から11月15日、
日本シリーズは 11月20日から11月28日に行われる。

10月21日、本拠地最終戦での吉田正尚のスピーチにもあったように、
”有休”をとってでもオリックスの優勝を見届けようと思う。


マーイン @maain_HS
かの有名なアングリーチキンOTKの考案者。
ハースストーンや野球だけでなく、音楽、麻雀、寄稿など多種多様な娯楽に精通するエンターテイメントの権化。


こんにちは。ヒモです。
マーインさんから二度目の寄稿をいただきました。ありがとうございます。
自分もオリックスを応援し始めたきっかけが友人の「日本一の投手と日本一の打者を擁する最下位球団」という紹介だったのでなんだか応援したくなる気持ちはよくわかります。
リーグ優勝の行方は現在ロッテに委ねられていますが、その後のクライマックスシリーズも全力で応援していきます。
マーインさんの前回の寄稿記事はこちら。


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