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3月21日の田んぼ

2月に入り水を張ってから1か月半くらい経った。

気温が高くなって1番田んぼのアオウキクサがかなり増えてきた。

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不思議なことに左側の2番田んぼもアオウキクサがあるんだけどそんなに増えてない。

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水は2番田んぼに入ってから1番田んぼに流れるようになってるので1番田んぼの方が水温が高いのか?

ネットで調べてみると、アオウキクサは水中に酸素を供給する、水を浄化するなどの効用がありますが、増えすぎると光を遮蔽して水温を下げて稲の生育に悪影響があるようです。近くの農家さんはこのマイナス面を強調されて、モゲトンと呼ばれる浮草を枯らす農薬を強く薦められます。「他には何の影響もないから大丈夫」とおっしゃいますが、そんなわけはないでしょ。ネットでも魚への毒性のことが書いてますので水中の生き物への影響はあると思う。とは言え、農家さんの言うことも無視はできませんので増えすぎないようコントロールはしなくちゃいけません。

というわけで網で掬いとることに。

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仲間と2人で、半日、何度も何度も畔に、掬っては畔に上げ、掬っては上げしてほとんど目立たない程度に除去できた。

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農薬のように根絶させたわけじゃないから、また増えるでしょう。増えたらまた掬えばいい。田植えまでの間、増え過ぎないようにコントロールする。

きっと農家さんは「あいつら無駄なことやってるなぁ。どうせまた増える。モゲトン使えば一発やのに」って思ってる。

ちなみにこのアオウキクサは売れるらしい。

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割といい値段。掬い取ったアオウキクサを値段に換算したら大金になるなぁ。ウキクサ成金や(笑)


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