井関康人

井関康人

マガジン

  • もっと遠くへ

    走るのが好き。速くよりも長く。 長くより永く。身体の声を聴きながら旅するよう走ろう。山へ、海へ。 もっと遠くへ。

  • 生き物いっぱいの谷津田で無農薬の米作り

    JR総武本線の都賀駅近くの市街地に奇跡的に残された隠れ家のような谷津田で、無農薬、無化学肥料のお米を作ります。農業ではありません。年齢、性別問わず、誰もが自分らしく学び、楽しめる場になればいいなと思ってます。

  • 晴耕雨読

    本を読むのが好きだ。どんな本にもぐっと胸に響く言葉があるものだ。そんな言葉に感じたこと、考えたことを文字にしてみる。人生の備忘録として。

最近の記事

甲辰、還暦、定年退職、そして白龍に出逢う

今年は甲辰。ネットで調べると、色々出てくる。 『この甲と辰の組み合わせはとても力強い組み合わせです。甲は十干の始まりにあたり、生命や物事の始まりを意味しています。また、辰は草木の芽生えや大きく育った樹木といった成長を感じさせる意味をもつようです。 つまり、甲辰の年は陽気で積極的なエネルギーに満ち溢れ、新たなサイクルの始まりと創造性が融合する、そんな力強く魅力的な年といえます。』 そんな甲辰の1月15日に還暦を迎える。還暦も調べてみると色々書いてある。 『還暦をむかえ

    • 花の旅2024〜雨にも負けず、そして陽はまた昇る

      2月23日・24日の一泊二日で昨年に引き続き末房さん企画の「伊豆半島花の旅」に参加した。今年は、還暦記念に6年ぶりに開催される中山道「風の旅」にエントリーしてるのでその刺激入れのつもりで。日常生活ではほとんと走っていなくて“走力”は間違いなく落ちている。それでも2日間で90kmくらいなら大丈夫だろう。過信は良くないけど12年のランニングの歴史で積み重ねた“総力”は激減することはないはず。故障せず完走すること。それだけを目標にする。 【DAY1】裾野駅10:00スタート 初日

      • 房総半島一周280K〜ジャーニーじゃなくてサバイバルレース(千葉サバ)だった件

        7月15〜17日の三連休はコロナ禍以降中止だった分水嶺トレイルが再開すれば参加予定だったけど、結局、今年も中止になってしまったところへちょうどハマったのがこのイベント。千葉県民だし、房総半島は大好き、あちこちを走ったりドライブしたりしてるので庭みたいなもんだとジャーニー気分でエントリーした、と言うか“してしまった”のだ。何しろ7月の半ばの暑い最中に超がつく長距離を走るなんてのは正気の沙汰ではない。ジャーニーランの経験はあるけどなんでこの時期に?まぁ他の大会との兼ね合いとか大人

        • 随想(風)〜甲州道中“鳥の旅”2023

          2019年に参加した後、翌年はコロナ禍で未開催が続く。昨年再開されたけど予定が入っていて不参加。今年は4年振り4回目の参加。鳥の旅とはなんぞや?と思った方は過去3回の旅行記を読んでみて下さい。 今回は徒然なるままに思ったことを随想風に書いてみることにした。 走った距離は裏切らないのか? 前回(2019年)43時間で完走 1月 71km 2月 61km 3月 48km 4月 84km 5月 34km 6月 116km(旅の前まで) 今回(2023)DNF八王子 1月

        甲辰、還暦、定年退職、そして白龍に出逢う

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        • もっと遠くへ
          13本
        • 生き物いっぱいの谷津田で無農薬の米作り
          10本
        • 晴耕雨読
          4本

        記事

          ランニングにおける筋肉痛と故障

          走ったりしない人は、たまに走ると翌日に酷い筋肉痛になったりして「身体がボロボロや」と嘆く。ものすごく走る人は関節や腱などに慢性的な痛みを抱えてたりして、これを故障と呼ぶ。しかし、筋肉痛と故障は根本的に異なる性質のものだ。 強い負荷を与えると筋肉はところどころ破壊されてそこが炎症を起こす。これが筋肉痛。どのくらいの負荷でどのくらいの筋肉痛を起こすかは人それぞれ。過去にどんな負荷を経験したか、どのくらいの頻度で負荷を与えているかによる。そしてほとんどの筋肉痛は72時間以内にほぼ

          ランニングにおける筋肉痛と故障

          花の旅2023 in伊豆〜共走の2日間

           12年ほど前に48歳の歳男から始めたランニングだが、ジョギング→10kmレース→10マイル→フルマラソン→トレイルランニング→ウルトラマラソン→100マイルトレイルランニング→ジャーニーランとチャレンジを続けてきた。12年前には想像もできない自分が、今ここにいる。走り始めた頃は「速く」に執着もあったけど、歳を重ねると速さの限界みたいなことを薄々感じ始めて「長く」へと軸足を移してきた。今更ながらこの選択はとても良かったと思ってる。ワラーチランナーや裸足ランナーの愛読書「Bor

          花の旅2023 in伊豆〜共走の2日間

          ワークとライフ

          気が向いたので久しぶりにブログに書き留めておく。 働き方改革とやらでワークライフ・バランスが大事だって盛んに言う。いやいやワークライフ・ハーモニーだとかワークライフ・インテグレーションだとか言い換えも盛んだ。少しづつニュアンスは異なるけど、ワークとライフを分離してる点では似たり寄ったり。この分離の根っこには「ワークはお金を稼ぐことでライフはそのお金で暮らすこと」という、おそらくは第2次世界大戦後の高度成長で急速に刷り込まれた概念があるのではないかと思う。 明治とか江戸時代

          ワークとライフ

          六甲山キャノンボールランは究極の草レースだ!

          関西のノリでトレランやったらどうなるん? それが六甲山キャノンボールランだ。 冗談のようなホンマ。 <ルール>※一部抜粋 ・エンジン以外何でもあり。人力、MTB、馬、ミニチュアポニー・ウィングスーツ、グライダー、スケボーなどなど、とにかく六甲縦走路を一番早くゴールした者が勝者です。 ・死なない。 ・酒に飲まれない。 ・自己責任のうえ参加し、事前にリスクを回避する能力があること。怪我や事故等が発生しても自ら対処してください。 ・誘導係はおりません。道に迷いそうな人は必ず地図や

          六甲山キャノンボールランは究極の草レースだ!

          マイラーへの道〜KOUMI100完走!

          マイラートレイルランナーはリスペクトを込めて100マイル(160km)を完走した人のことをそう呼ぶ。トレイルランニングの世界に足を踏み入れたなら誰しも憧れ、そしてそれを目指したくなる。なぜだかこの言葉にはそんな引力があるのだ。100マイルという距離は知らないわけじゃ無い。ジャーニーランなら一度に200km以上を走って完走したこともある。だけどやっぱりオフィシャルなトレランレースで100マイルを完走してこそマイラーを名乗れるのだ。御多分に洩れず自分もマイラーを目指してウルトラト

          マイラーへの道〜KOUMI100完走!

          古富士道を舐めたらあかん!

          旧甲州街道、旧中山道と踏破したから次は旧東海道だ!そう思い立ったが吉日。ガイド本買って地図アプリでルートをトレースしたりしてモチベーションが上がる。江戸時代に整備されたいわゆる五街道というのは今で言う国道。宿場も単に泊まる場所というだけではなく軍事的な砦の昨日もあっただけに記録もたくさん残ってるし、沿道の人口も多いので、新しい道ができても生活道として使われてきた。なので保存状態が良い。峠越えとか山の中の道は生活道ではないが近隣の集落の人達が歴史遺産として保存してることが多い。

          古富士道を舐めたらあかん!

          激走(闘?)KOUMI100

           マイラーを目指して100マイルのウルトラトレランレースにせっせとチャレンジしてた時もあったけど、悪天候によりことごとく距離が短縮されたりしてマイラーのチャンスを逃しているうちにモチベーションが下がっていった。エントリーフィーだって3万○千円とか半端無く高くて、近頃の天候不順を考えるとコスパ悪すぎやろ。そもそも自分にとってウルトラトレイルは旅の一つの形であって順位やタイムを目指すものではないのだから、レースにこだわる必要なんかない。そんなわけでマイラー熱はひと頃に比べて随分と

          激走(闘?)KOUMI100

          3月21日の田んぼ

          2月に入り水を張ってから1か月半くらい経った。 気温が高くなって1番田んぼのアオウキクサがかなり増えてきた。 不思議なことに左側の2番田んぼもアオウキクサがあるんだけどそんなに増えてない。 水は2番田んぼに入ってから1番田んぼに流れるようになってるので1番田んぼの方が水温が高いのか? ネットで調べてみると、アオウキクサは水中に酸素を供給する、水を浄化するなどの効用がありますが、増えすぎると光を遮蔽して水温を下げて稲の生育に悪影響があるようです。近くの農家さんはこのマイ

          3月21日の田んぼ

          3月7日の田んぼ

          今年は耕さないと決めたので、2月に入って水を張ってしまったらあまりやることがない。畦の雑草もまだ伸びてないし。たまに水位を確かめたり、雑草や生き物の様子を見るために田んぼに行く。 水位は安定してる。 1番田んぼの出口の水門からは勢いよく水が流れ出している。ここの地下水は驚くほど潤沢なのだ。こんな条件の良い場所は貴重だ。きっと大昔から田んぼだったに違いない。 緑の小さい粒々はアオウキクサという田んぼの水生雑草。田んぼの水面の一部にも浮いてます。 ネットで調べてみると、繁

          3月7日の田んぼ

          デマの伝染力は新型コロナウィルスのそれより強力だ。かなり免疫力が弱ってるのだろう。ヤバいぞ人間。

          デマの伝染力は新型コロナウィルスのそれより強力だ。かなり免疫力が弱ってるのだろう。ヤバいぞ人間。

          2月8日の田んぼ

          2月1日土曜日に2番田んぼの水を堰き止めて水張りを開始したんだけど、初めてのことなので、どのくらいの時間で水が満たされるのかやってみないとわからない。 翌日の日曜日はトレランレースで田んぼに行けず、近所に住む田んぼ仲間に偵察に行ってもらったところ「残念なお知らせです」とLINEにメッセージ。水門から水漏れしていたとのこと。水位が上がると水圧が高くなるので弱いところが破れて水が流れ出す。一旦水が流れ始めると土泥を削って穴が開く。水圧を侮ってはいかんなぁ。水漏れ箇所に泥を盛って

          2月8日の田んぼ

          2月1日の田んぼ

          1月19日に2番田んぼと池の間の畦に新たに設けた水門の具合を見に田んぼへ行く。 ちゃんと水が流れてる。 当然、池に水は溜まってない。 これで2番田んぼの水の出口を塞げば2番田んぼだけに水が溜まるはず。ホンマに溜まるのだろうか? ちょっと不安。試しに溜めてみよう。溜めてみないと田んぼが水平なのかどうかもわからないし。 排水口は4箇所。内1箇所は1月13日に水門を設置してあるので堰を下ろすだけで簡単に塞げる。他の出口は泥土で埋めることにした。 こんなもんかな。低ければ後

          2月1日の田んぼ