私の周りはかっこいい女性で溢れている

ふと先日バイトをしていた時に、私の周りってかっけえ大人ばかりだな、最強の環境だなと思って、シェアしたくなったからなんとなく書こうと思う。

一人目に思いつくのは私が東京に出てくるきっかけをくれたモモさん(仮名にしておく。なんとなく)。高校生の時に、たまたまお会いして「いつか留学してみたいんですよねえ~」と言ったら「今いっちゃいなさいよ」の一言で留学がきまったという、私のLife Changing Experienceの出発点にいた人。

モモさんは、今年で還暦だというが、創業した会社の社長をバリバリ務めている。いつもピンク色を身にまとっていて、一番印象的だったのはピンク色のスーツにピンクのバラ柄のシャツだったとき。もうそれだけでかっこいい。それにいつも指輪に時計がついたやつつけてて、髪は前髪かきあげてまとめている。This is my own style.がなりたっている。「この年になって派手な服なんて、、」なーんて薄っぺらい考えはきっと彼女の頭の片隅にもない。

二人目は私の姉のような存在の人。ここではおねえちゃんと呼ぼう。出会いは私が小学4年の時で、おねえちゃんは大学一年のとき。彼女がやってた大学のサークルの活動で英語を子どもに教えるってやつを私の地元でやってて私もたまたま参加して出会った。当時のいなかっぺの私からしたら東京からきた大学生なんて素敵すぎる存在で、特におねえちゃんのことに私はすごくなついてたと思う。その英語教室は年に夏一週間だけだからお別れが毎年さみしくて、夏バイバイすると私はいつも手紙を送ってた。当時ケータイは持ってなかったから。私はおねえちゃんが大好きすぎて毎回ラブレターみたいな手紙を送っていた気がするw そんな小学生からのお手紙をおねえちゃんは毎回返してくれていつしか文通が始まっていた。私が留学にいく高校2年まで続いてたから、7年くらいは文通をしてた。

そのおねえちゃんのなにがかっこいいかって、小学生のもう会わないかもしれない人の相手なんかをずっとできる、思いやり溢れた人間だってこと。今、大学生の私からしたら正直、お手紙書くなんて面倒なこと続かないし普通にだるいだろう。それでも続ける、続けてくれたからこそ、私が留学したアメリカで再会したり、東京でもちょいちょいあって、次は私がお酒飲めるようになったら会おうね、とか、私が稼いだお金でごちそうする!とか人生のマイルストーンのように約束事を積み重ねていくことができるのだ。

三人目は、前のバイト先のオーナーだ。大学1年の時から二年間、池袋のイタリアンでアルバイトをしていたときに出会った人だ。働いているときから、自分の店を回しながらも自分でアイスクリームブランドを作ったり、辞めてからもたまにランチに行くと、クラウドファンディングで本を出版する~とか、社団法人の理事になる~とか、次々と新しいことへの挑戦をやめない。いつも彼女の挑戦スピードに驚かされる。猪突猛進や酒の飲みすぎのせいで自分で体調壊したり、周りの人たちを巻き込んだり、綺麗とはいいがたい実現の仕方だけど勢いは止まらない。それにこの人、愛を持っている。人を愛すから、人に愛される。無茶をしてても愛される。だからかっこいい。この人を嫌う人もいるだろう。けどそんなことに流されて自分の意志を変えるような中途半端な人間じゃないんだ。

私の周りにはかっこいい女性で溢れている。自分の意志を持った人、愛を持ってる人、思いやりにあふれている人。

ほかにも飲食店の女将とスナックのママをしながら小学生の子どもを女手一つで育てていたり。水商売やったり、アパレルの仕事やったりしてながら娘を私立中学に入れてるシングルマザーもいる。

私の母は、60近くになってパートで保育士に復職しているのだが、先日久々にあったときにこういった。

「私ね、夢があるの。」

「保育学校の非常勤講師になろうと思って。」

私の近くには夢を諦めない大人がたくさんいる。周りの目を気にしないで、自分の目の輝きで自分の進路を照らせる人間がたくさんいる。

だから私もこうしていられるんだって、だから私もちょっと変で、ちょっとうざくて、ちょっとださくて、世間にちょっと歯向かっても、それでもいいんだって思えるんだって、そう思って、私の人生におけるかっこいい女性たちに本当に感謝してる。

けど、

絶対あなたたちよりもかっこいい大人になってみせるから。

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