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ホームスクーリングをしている方と見出したもの

昨日ホームスクーリングをしている方と対話する機会をいただきました。
ホームスクーリングしている方はご自分のお子さんに対してどのように学びを提供していけば良いのか試行錯誤しながらも一生懸命考えている印象を受けました。

自由に使える時間の有効活用

特に印象に残ったのは、自由に使える時間を使うことで、科学館に行ったり、動物園、水族館、歴史博物館に行くことができるということです。
最近私が授業をしていて感じることは「リアルに勝ることはない」です。
ということからも質の高い、ホームスクーリングを提供できる人たちの方が普通に学校に行っている子どもたちよりも学びの価値が高いという現象が起きているのではないかということさえ、感じます。
しかし、話題に上がったのは、毎日同じ場所に行くだけでは本来出会うべきものに出会うことができないのではないかという懸念。
また、せっかく科学館等に行くのであればもっと価値があるものに変えていくべきなのではないかということ。
そこで科学館等のサイトを見てみると以下のものがありました。

https://www.rukuru.jp/school/info.html

このようなものを上手に活用さえすれば質の高い学びに活かせるのではないかということも感じました。

学習指導要領との紐付け

話をしている中に学習指導要領のことも出てきました。
ホームスクーリングをしている際にどうしても子どもたちや自分の興味関心の部分しか目に行かない。
それでも良いかもしれないが、自分がまだ、出会っていないだけで、もっと知らない魅力的な世界がある可能性もあるかもしれない。
私はそんなことを知るためにあるのが学習指導要領だと捉えています。
そのため、学習指導要領をどのようにみていくことがホームスクーリングをしている人たちにとって有効化を考えてみました。
結果、学習指導要領をツリー化みたい。ということになりました。

上記のように項目を教科を中心に樹形図にしていく。
そこでできたものや触れたものについては塗りつぶしてチェックをしていく。
そんなものができれば出会うものの幅を狭めなくて済むのではないかと考えました。
ただ最近個人的に感じるのは上の例は数学で書いていますが、これをするのは「理科」と「社会」だけで良い気がしています。
理由は数学、国語、英語はあくまでもツールだからです。
コミュニケーションをとるためになくてはならない存在。
そのため、必要感が出てきたら自然と学ぶもの。
出会うためのものとは違うのではないかというのが私の捉え。
ですので、まずは私の得意分野の「理科」でこれを作り上げていきます。
興味がある人はぜひ一緒に作ってください。

理科という教科のおもしろさ

最後に話は変わりますが・・・みなさんは理科という教科は好きですか?
この質問を小学3年生にするとほとんどの子供が好きと言ってくれます。
ただこの質問を中学3年生にするとほとんどの子供が嫌いと言います。
それはなぜだと思いますか?
そこに現在の理科教育の本質があるのだと思っています。
科学館、水族館や動物園はみなさんお金を払ってでもいくのに・・・
不思議ではないでしょうか?
そこを僕は打破したいなと思っています。
科学館、水族館、動物園、またはアニメDr.ストーンと理科のコラボ。
とにかく理科という教科を一生涯楽しめる。
そんな理科を提供できたら素敵だなと思っています。
ということで楽しい理科を学びたい人は私に連絡ください。
ニーズが多いようでしたらみんなの理科の先生になろうかなと思います!笑

最後に
私の下に写っているのは息子です。
私が実験教室等をするときはほとんど息子を連れていきます。
ある意味私自身もホームスクーリングをしているのかなと最近感じています。
私が全力で授業を楽しんでいることで息子のこの笑顔をもらえました。
そこで思うのが、大人が一番楽しめば良いのでは・・・です。
大人が楽しいと思うことは子どもは楽しいと思うはずです。
いろいろ難しいことを言ってしまいましたが、実は大人が楽しんでいると自然と子どもたちは楽しめるのではないでしょうか?

https://my.prairie.cards/u/yt19860527?fbclid=IwAR0Olr_IEqSPL87xqBCLTqAut4aJV-Rs42ZXZ1xaVnlAG2YmgQFDoPOJDps


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