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【生活とフィルム】大好きなレンズ#4 Carl Zeiss Jena Sonnar 1:2 f=5cm 戦前・沈胴型

 こんにちは、ゆーふくです。みなさんお元気ですか?僕は元気ですが、仕事が立て込んでいて全くnoteを開ける時間がありませんでした!
 ようやく冬休みに入ったので何本か記事が書けたらいいなと思っています。

今日は大好きなレンズシリーズ第4弾です!今回のレンズはグッと古くなります。戦前のzeissのレンズです。
 あ、戦前と言っても第二次世界大戦です。第一次世界大戦前のカメラの記事は以下。

こんなカメラを持ってる人なので、あまり驚かないですよね、多分。

 このレンズのニッケルメッキではないので、ボディは時代的には戦前のContaxⅡ型とかⅢ型だと思います。もちろん京セラ時代のヤシカCONTAXじゃなくて、本物のContaxの方。あえて大文字と小文字使い分けてます、そこよろしくお願いします、笑。

 ただ残念ながら時代にあったボディを持っていないんです!なのでいつもは戦後のContaxⅢa
Contaxのコピー、ソ連製KIEV Ⅳ
につけています。

まずは本家の戦後ContaxⅢaから。

ContaxⅢa +Sonnar 1:2 f =5cm

次は戦前ContaxコピーのKIEV。

KIEV+Sonnar 1:2 f=5cm

デザイン的には戦前のContaxのコピーのKIEVが合っているでしょうか?戦後のContaxⅢaだとちょっとチグハグでしょうか?いやあまり変わらないかな、笑

 レンズ単体ではこんな感じ

Sonnar 1:2 f=5cm

沈胴なのでカメラから外すとちょっとカッコ悪い、笑。それもよーく見ると分かりますが、キズだらけです。あとレンズにはコーティングはありません。このあたりがどう描写に影響するかは後ほど。

 あと沈胴具合はと言うと、

沈胴状態
撮影状態

沈胴でもまぁまぁ出っ張ってますが、携帯性は随分と変わります。

 このレンズ、レンズだけでお酒が飲めるほど素晴らしい作りです、笑。

なんなんでしょうこの存在感。手の込んだ金属加工。戦前のドイツの機械加工の精度が高かった事を感じられる逸品ですね。ボディ側のマウント部と合わせて、The  Contaxっていう感じで大好きな部分です。
 ただし、操作性は良くありません、笑。ライカのエルマーの絞りも操作しにくいですが、Sonnarはピント合わせ位置によっては絞り指標自体が底の方に行って見えません!でもまぁいいんです。カッコいいから、笑

 ではそろそろ作例いきましょう。
フィルムはコダックのultramax400です。

いかがでしょう?オールドレンズの写りですよね。まずはハイライトのにじみ。キズ多めかつノンコートレンズなので1枚目の子供と背景の境目はにじんでいます。2枚目のケーキの下にある白いオイルペーパーのふちもにじんでいます。だいたい白い物を写すとポワッっとにじみます。

 あとは独特のボケですね。2枚目のケーキの後ろの二女が油彩画のようなボケになっています。ただし、ピントの合ったケーキ自体はちゃんと解像していますし、質感も悪くないと思います。

外に出ました。さらに分かりやすいにじみです。子供の白い服の輪郭が光っているように見えます。ISO400で晴れた屋外なのでf11かf16だと思うのですがにじみは絞っても関係ないようです。

こちらも絞っていると思いますが全体的に低コントラストですね。

 いかがだったでしょうか?オールドレンズらしい描写だと思います。やっぱりデジタルでなく、フィルムと組み合わせて使いたいですね。できれば戦前の同年代のボディで撮りたいですがなかなか縁がない様です。。

 また今度、leicaに対してContaxがどうなのか?とかも記事にしてみたいと思います。
 ではではまた次回の記事で!

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