ついこの間
あるClubに用があって行ってた時の話

僕を含め3人で
用も済んだのでClubの前で軽くタバコを吸いながら明日（23日）開催の僕らのイベントについて話してた。

その時1人の青年が
僕らの横を横切ろうとした。
横切る瞬間彼は「こわっ」
と僕らを横目に言った。

なんて失礼なやつなんだ。と思ったらすぐ話を変えてきて
「お兄さん達良かったら飲みにきてくれませんか。僕メンパでナンバーワンになりたくて今キャッチしてるんです。」
と話しかけてきた。
そもそも初対面の人達の顔を見て「こわっ」
なんて言う奴の店になんて飲みに行かないし
ましてやメンパなんてほとんど行くことがないので、「行けないけど頑張れ！」みたいに普通な受け答えをしていた。

すると彼は
「僕障害者なんです。それでもナンバーワンになりたくて」
と打ち明けてきた。
最初、なんか薬でもやってるんじゃないか？と思ってしまったが、
なんとなくそれで僕らは納得した。
そして親身に話を聞くと
彼は36歳だと言う。
20代前半くらいかと思ってただけに衝撃だった。
でも「夢は諦めちゃいけないし、やればできるはずだから頑張れ！」と僕らは鼓舞した。

そしてその彼が
「頑張ります！では」
と彼が僕達の前から立ち去ろうとした瞬間、
2人と警察官が走って彼の元へ。
彼は驚いて、逃げるように歩いたがそのまま捕まり職務質問開始。
職質とは名ばかりで
あんなん確実に何か容疑かかってる人を取り押さえる時の動きだった。

現に僕たちもその様子を見ただけでは、
「あいつ、なんかやらかした奴だったの！？」
「事件！？」などと
全く職務質問だとは思えなかった。

そしてあれよあれよとかばんや持ち物を取り出され調べられる。

あまりにも強引だったので、
「カメラ回しときな！この人たち職質とか言ってルール違反ザラにするから！訴えれるよ」
と本人に言ってあげた。
ちなみにその彼に許可を取って俺らもカメラを回してた。

確かに彼は様子が少しおかしく見えた。
だけど話してみてやっとわかる程度。
外見ではそんなにわからない。
って事はつまり
【僕らから彼が何か薬物を買った】
と警察は思ったのだろう。

あまりにも長いし、
自分もケツがあったので
「最後までいてあげられないけど頑張ってね！」
「拒否もできるし何か強引にされたりしたら絶対その動画とっておいてね！使えるよ！」
と言ってその場を去った。

彼はきっと何も持っていなかっただろう。

それにしても
あまりにも強引な職質だと思ったし

本当に国民を守るためにやっているのか
とても不審に思った日だった。