「愚者」から学んでみた話
どうも、悠です。
タロットの始まりは「愚者」になります。
愚か者(おろかもの)と書いて愚者。
今日はその愚者を学んでいきたいと思います。
愚者の姿を見てみる
愚者の顔はどこに向いているのでしょうか。
上の方を見ていますね。
上を向いている愚者の表情はどうでしょうか。
無表情にも見えるし、「今から旅立とう」と言っているようにも見える。
小さな荷包と白い花を持ってどこに向かっているのでしょうね。
白は純粋や潔白を意味するそうです。
愚者は純粋な気持ちを持って世の中に飛び立とうということでしょうか。
愚者は足元を見ていない
足元を全く見ていませんね。
そのまま上を向いたまま歩けば落ちていきます。
愚者はそのことに気づいている素振りはありませんね。
犬
犬も白いです。犬も純粋や潔白さを表しているみたいですね。
この犬は「足元に崖があるよ」と吠えている説もあるようです。
個人的には犬も愚者と同じで、足元見ずに落っこちそうに見えます。
このカードが出た時
愚者が出た時は、「ウダウダ考えるよりも行動した方がええで」という時に出てくることが多いように見受けられます。
他人の目が気になったり、失敗してしまうかもしれないと恐れていたりと、なかなか前に進めない時には、愚者になってみると良いかもしれません。
失敗するリスクなんて考えていても仕方ありません。
酸いも甘いも経験しないとわかりません。
愚者の足元は崖ですが、その崖も飛び込んでしまうのもまた経験です。
飛び込んだからこそ、行動したからこそ見えてくる世界もあります。
逆位置だと
逆位置は採用しても不採用でもどちらでも良いそうです。
逆位置を採用する人のが多い印象ですが、ライダー版タロットの生みの親のアーサー・エドワード・ウェイト氏は逆位置を作っていないようです。
逆位置を採用するならば、「その行動をするリスクは危険なものだからホンマにおすすめしやんで」という時に出てくることがあります。
そういう時は素直に立ち止まってもう一度考えてみた方が良かったりします。
新しいことを始める時は愚者を思い出してみる
新しい事業、新しい趣味など、自分が何かに挑戦したい時はこの愚者を思い出してみます。
「やめときな」の反対意見が出ても、愚者はその意見に興味がありません。
自分がどうありたいか。それだけです。
崖から落ちた(失敗した)としても、その経験は自分の財産になります。
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