鈍色の自然石と渋目の門袖壁が織りなす和モダンファサード
お引越しをされて4か月。
ポストが無い、雑草だらけ、雨でぬかるむ、犬に糞をされる…。
最低限で良いと思っていたエクステリアでしたが、その重要性を感じて工事を考え始めた松本様。
綿密な打ち合わせの後、建物の雰囲気と松本様のお好みを考慮した和モダンのファサードをデザインしました。
完成したエクステリアがこちらです。
鈍色の自然石と和モダンのデザインウォールが前庭を彩る
ファサードは主に天然石や植栽など自然素材で構築しました。
フォーカルポイントとなるデザインウォールは白く美しい塗り壁と渋い色調の天然石を組み合わせたモダンなデザインです。
和の雰囲気を持ったお住まいに合わせたのは、鈍色の天然石。
デザインウォールに天然石を貼ることで重厚な雰囲気が感じられます。
雨に濡れると艶めいた表情になり、乾いている時とは違った魅力があります。
デザインウォールには切り文字タイプのコンパクトな漢字の表札を取り付け、和のテイストを格段にアップさせました。
デザインウォールの後ろは自転車スペースとしても使用可能です。
正面からは見えないので盗難を抑止します。
生活感のあるものはできるだけ見せることなく、利便性がアップしています。
松本様邸のエクステリアは全体的に重厚な雰囲気をまとっていますが、重苦しさを感じないのはデザインウォールや花壇、ピンコロ石で縁取った床面などにアールのデザインを用いたからです。
またデザインウォールは白く塗り上げることで、圧迫感を感じにくくなります。
白いデザインウォールと対比をなす濃灰色の花壇の中には、白い化粧砂利やゴロタ石でつくった築山があります。
築山とは、日本庭園に土を盛ってつくられた人工の山のことです。
景観に立体感が生まれメリハリが出ます。
築山の中に植えた高木と下草が美しく融合していますね。
花壇の中に大自然の景色を凝縮したかのようです。
築山の隣はあえて土のままにしてあります。
この部分は松本様に植えて頂くスペースです。
植物を植える楽しみをご提案させて頂きました。
お好みの植栽で仕上げれば、お住まいの顔となることでしょう。
アプローチには自然石をランダムに敷き、ナチュラルな風合いを演出しています。
乱形石の隙間を埋めている芝生は時間と共にしっかり根付けばアプローチを美しい緑色に染め上げてくれます。
ガーデンスペースへと続く動線にも天然石を使い、ガーデンアプローチをつくりました。
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