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旅行は準備が9割

明日から旅行に出かける。
4泊5日で1歳の息子もいるので大荷物だ。

はっきり言って私はパッキングがうまい。
旅程から必要なものをあぶりだし、無駄なくかつ取り出しやすくスーツケースに詰める。
この作業がとても好き。

私のパッキングはまずメモ上の構想からはじまる。

・買うものリスト
・服のコーディネート
・パッキングリスト

を家事などをしながら考えて携帯のメモに書き留める。
さあ考えるぞ、とメモに向き合うより、何かしながらのほうが色々思い出すのはなんでだろう。
注意力が散漫なせいだろうか。


まずは買うものリスト。
旅程を思い浮かべて、足りないものやあったらわくわくするものを書きだしていく。
例えばレジャーの予定があれば”いつもより強めの日焼け止め”とか。結構歩きそうだから”メディキュット”があったらいいかしらとか。

息子の気を引くためのおやつやおもちゃも欠かせない。
今回は100均でくるまのシールブックを買ってみた。なんでも100均にある。
100均といえば、ジッパーバッグとか化粧水を詰め替える小さいボトルなども使えるのでよく旅行前に買う。

買うものリストに従って店を回る。
見ているうちに、あらこれいいかも、なんて思って予定外のものも買ってしまったりする。
何に使うかわからないけどかわいいポーチとか、移動中に食べるおやつとか。
旅行ハイなのでそういった無駄づかいも多少は目をつぶる。

今回買った予定外のもの
かわいい!


次に服のコーディネートを考える。
家族で行く場合は、息子か私の服を基準になんとなく色味を合わせたり雰囲気でまとまりのある感じにするのが好きだ。
服をあれこれ着てみて、かさばらない、シワがつきづらい、旅程や目的地の気候にあっているなどのチェックポイントをクリアした服たちがメモに並べられていく。


買ったものも含めて思いつくままにパッキングリストを作る。
私は本当に忘れっぽいのでこうしないと不安なのだ。
充電器とかメイクとか出発する当日の朝も使ってからしまうものは特に存在を思うだけでざわざわしてしまう。
リストに書いておけば出発前に最後の確認ができるので、それまで堂々と忘れていられる。

こんなかんじ


さてお待ちかねのパッキングだ。
持っていくものを家の中からかき集めて、わかりやすいように巾着袋やジッパーバッグに小分けにしていく。
圧縮できるものは圧縮したり、小さくたたんだり、持ち運びやすく詰め替えたり。
服はたたんだものをくるくると海苔巻きみたいに丸めるとコンパクトになるのでシワにならない服はそうする。

スーツケース内に無駄がないように詰めていく。
いつも使っているスキンケアとか洋服とか、日常がミニマムになってスーツケースに収まっていくのがたまらない。

そういえば私は「1010!」というブロックパズルゲームのアプリが好きだ。
10×10のマスにブロックを並べていき、一行そろうと消えるゲーム。
テトリスと違って時間制限がないのがいい。
自分のペースで考えてぴったりはめていく。
少しパッキングの時と感覚が似ている気がする。


移動中すぐに取り出せた方がいいものを別でリュックに入れたり、子供が食事の時にもたつかないように離乳食とエプロンとウェットティッシュとゴミ袋をセットにしたり。

先々を想定して組み立てていると、自分が頭が良くてとてもしっかりした人間に感じられて、誇りで鼻の穴がふくらんでくる。
フンフンいいながら元気よく詰める。

出来栄えを夫に見せたら「才能ある」とお褒めの言葉をもらえた。
夫はパッキングがかなり適当で、服をたたまずにボンボン詰めたりとミニマム化の意識が低い人なので、彼からみたらそりゃ素晴らしい出来だろう。


さて、パッキングは大成功に終わった。
旅行のシミュレーションをしすぎて正直すでにかなり満足している。
行く前のほうがはりきっちゃうタイプ。

ちなみにパッキングは好きだが、旅程を立てたりホテルや移動手段を手配するのは全然好きじゃない。
色々観光するより自然に囲まれたところやキレイなホテルでぼーっとするのが好き。

いつも旅行から帰ると父が「やっぱり家がいちばん!」と言っていたのを思い出す。
激しく同意だ。
帰ってきてからパッキングをほどいて、元の居場所に戻し、洗濯をガンガン回し、いち早く日常に戻す作業も好きだ。


日常を愛しすぎている。
家が好きすぎる。

おい、行く前から日常に思いをはせるのはやめよう。
せっかくなので綺麗な景色をみたりおいしいものを食べてリフレッシュしてきます!

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