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犬カフェは心を休めるのにうってつけだと思う話

心を休めるというのは何なのか。
休みの日にはついついスマホを眺めてしまう。

しかしスマホは光の刺激や情報過多、人間関係など
実は心が休まらない要素たっぷり。

そんなときにこそ、犬カフェ(動物カフェ)は大いに役立つと我は思う。


犬カフェ体験記

ゴシックイベントの少し前……新京極にピアスを買いに行ったとき。
商店街の通りに犬カフェを見かけた。
新京極といえばお店の入れ替わりは激しいのだが。
(自分が前行った頃から)新しくオープンしていたそこは
我の大好きなトイプードル専門の犬カフェらしい。

その時は「まあ、ピアス買いに来たしな…」と思い
そのままピアス屋さんに向かった。

帰り際。時間が余ったので何をしようか考えた。
色々と考えたが、我の足は自然に犬カフェへと向かっていた。

受付には1匹のトイプードルが抱かれていた。
それだけでも可愛いが、受付を済ませて行った先には
もっとたくさんのトイプードル、そしてもふもふのポメラニアンがいっぱい。

こんな感じでお出迎えしてくれる

店内の適当なところに座ると店員さんがひざかけとワンちゃん用のマットを近くに置いてくれた。

動物というのはきまぐれなのか、慣れていない人には警戒するのか
最初はなかなかこっちによって来てくれなかった。
よってきたとしても、手を伸ばしてなでようとするとすぐに逃げてしまう。
(後でお店のインスタを見たところ、何もしない方がワンちゃんは寄ってくるとのことでした)

先に来ていたお客さんのひざの上には
すでにトイプードルがくつろいでいたため、
「常連さん(?)は違うのかな…」とも思ってしまった。(実際のところ違うのかもしれないが)

最初はただコーヒーを飲むばかりだったが、
店員さんにおやつを渡してもらったり、じっと静かに眺めたりしているうちに
ワンちゃんたちも寄ってきてくれるようになった。

かわいい

くつろぎきってるタイミングでそっと毛にふれると、もふもふで暖かくて気持ちいいのだ。
目の前にあるもふもふに対して我は、夢中になるばかりであった。

滞在時間は45分。30分だけいるつもりだったが、幸せな空間にいたくて少しのばした。
その時間はとてもまったりしていて、ただ幸せだと思えた。(我が好きな犬種に囲まれていたのもあるが)

では、なぜ犬カフェが心を休めるのにうってつけなのか?

それは何も考えない上、犬という対象に集中するからだと我は思う。
一種のマインドフルネスに近いものがあるだろう。

マインドフルネスというものは、「今の自分が感じていることをただ受け入れるだけの瞑想」なのだが
精神的に不安定な場合やトラウマがある場合、過去や今の辛さ・未来への不安を感じてしまいパニックやフラッシュバックを起こす場合がある。

実際我はタイトルに「犬カフェは心を休めるのにうってつけ」と書いてるが
ペットと離別したばかりの人や犬にトラウマがある人、そもそも何を見てもダメなレベルの重度の鬱には勧められるものではない。
あくまで犬が嫌いではなく、ある程度動けるようになった人を想定している。

話を戻そう。犬カフェには、店内で提供される飲み物と写真撮影用のスマホ以外は持ち込めない。
その中で犬は、気まぐれで可愛い仕草を見せてくれる。
その動作は可愛らしく、読めないものなのでついつい集中してしまうだろう。

「かわいい」「もふもふ」「おやつがほしいのかな」
そう感じつつ犬を目線で追いかけるだけでも十分マインドフルネス的要素はあるのではないか。

犬カフェ用にしつけられた子なら人にも慣れており、もし吠えたとしてもすぐに店員さんが対処してくれるので安心だ。

実際に「アニマルセラピー」といい動物とふれあうことで心の健康維持や治療に役立てようという取り組みもある。
ストレス解消、意欲の向上などの効果があり、うつ病や認知症の改善効果が期待されているようだ。

細かいことはともかく、動物や自然を見るのに集中することはおススメ

世の中には、犬カフェのみならず猫カフェ、ミニブタカフェ、その他の動物カフェもあちこちにできている。
動物が苦手なら、植物園や自然の観光地に足を運ぶのもいいだろう。

人間社会に疲れたときは動物や自然に触れ、
その仕草や空気を体感し、癒されてみてはいかがだろうか。

最後に、整列!!

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