融(ゆう)-森ヲ駈ケル性ノ獣-

自分の心身の性に向き合うためにニンゲン界にやってきた狼です。

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最近の記事

BDSM診断結果と自己分析

約一年前、2022年7月5日に、BDSM診断というのをやってみました。 ▲こちらがその診断サイト。海外のサービスなので、翻訳ツールと格闘しながらなんとか回答してみました! 結果は上記画像の通りですが、見慣れない用語も多いかと思うので、強く出た要素から順に解説も入れながら、コメントしてみようと思います。 もうちょうど一年も前に取り組んだのでだいぶ記憶が薄くなっていますが、質問に答えながら「そういう性癖もあるのか!」と自己理解が深まるような場面が何度もあったのを覚えています。

    • "連れお風呂"への憧れ

      僕は女性の身体を持ったゲイ男性。 それによって「諦めなきゃいけなかったこと」のひとつに、「仲いい友達とお風呂に行く」というのがあります。 公衆浴場がしんどくて 中学くらいからプールも宿泊行事のお風呂も苦痛でした。 何がつらいって、女性の裸を見たくもないのに見てしまうこと。そして自分もその中に「女性」として存在していなければいけないこと。 性別違和が強くなっていった頃は自分の身体が女性であることが嫌すぎて女性の身体というもの全体が気持ち悪いと感じていた時期もあったため、

      • 僕が裏垢を始めたワケ

        物心ついたころから、自分が女性として扱われることに対する違和感がずっとありました。子供ながら、自分の体が女性に分類されるものであり、それはいくら願っても祈っても朝目覚めたら男の体になれるようなことはないとわかっていました。 でも、その体に基づいて周りから女性として接せられるのがどうしても無理だった。そのしんどさや葛藤についての経緯は長いし重たいからこの記事では省略しますが、ある程度大人になって行動の自由が増えたり、言葉を獲得して周りに自分の事を説明できるようになっていってか

        • 僕のカラダの使い方

          僕はTwitterアカウントにおいて、自分の心身の性についてオープンにしています。そこで出会う人たちからたまに心配そうにご質問いただくのが、「男性自認なのに挿入されるのはイヤじゃないの?」ということ。 現在の僕による端的な回答から書きますと、「ゲイのウケだと思ってある穴を使ってるつもりなので、OKです!!」 そう言えるまでは平坦な道のりじゃなかった もちろんかつてはそんなふうに開き直った考え方はできませんでした。 性的接触どころか、自分の裸を好きな人に見られること自体が

          僕の緊縛観

          2021年9月12日に初めてSMバーの扉をくぐってもうすぐ早二年。 子供の頃から憧れつつも実現なんて出来ると思ってなかった「縄で縛られる」を現実に体験することのできた僕は少しずつその経験を積み重ね、自分がどんな風に緊縛を好きなのかを考えたり人に語ったりする中でだいぶ形が見えてきたかなぁと思うようになりました。 今わかっている範囲で、僕が縄を好きな理由を列挙してみます。 ①捕まってしまって動けない、という状況が好き 原体験として、子供の頃見ていたマンガやアニメなどで、主人

          密蜜-mitsu-にこもりきりDay

          2023.05.26 Lunaのコミュニティで知り合った方と駅で初めましてして、ご一緒に行きました。 お昼の部お当番のカイトさんとは初めて密蜜行った日(2月頭)にお顔は合わせてましたが担当の日は今回がお初。 僕たちのトークにじっくり耳を傾けながら図を描き出して、二人それぞれが人との関係に求めてるものを可視化する手助けをしてくださいました。 カイトさんの分析によると「融くんは、自分の円と他の人の円が一部を共有して重なる関係になれる人を探してはいるけど、共有はできなくても、接し

          密蜜-mitsu-にこもりきりDay

          🐺<改めまして融です。ケモノな僕の性癖の話

          僕を構成するいくつかの要素 ケモノ。女体持ちなオスでオスが好き。対人嗜好。性癖。お絵描き。信仰・信条やライフスタイル諸々・・・ 先日相互フォローの方からつけていただいた二つ名は"森を駈ける性の獣"(アカウント名はより中二病感を出してカタカナにアレンジしています)。 今日はケモノを軸に僕の性癖について書いてみようと思います。 ケモノが前面に出てくるまで 2021年4月。このアカウントを造った当初、僕はそこまでケモノではありませんでした。幼少期からジャングル大帝で目覚めて

          🐺<改めまして融です。ケモノな僕の性癖の話