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イベントを気持ちよく楽しめる共通のルール

今日もダンスイベントの観賞に。
一緒にポップアップストアをやっていた、みわ*°ちゃんとdayoが作品を出す!とのことで、すぐにスケジュールを抑えて観に行ってきました。

とにかく2人とも「創作力」が高くて本当に尊敬します!良いエネルギーをもらいました。


イベントの先にあるもの


今回のダンスイベントはストーリーに合わせて進むオムニバス形式のイベント。
あんなに舞台美術凝ってるイベント見たことねえ!!!っていう舞台美術が印象的だったのですが、自分もオムニバス形式のイベントを主催する人。

作品を見ながら
「舞台に立つ彼らは、何を想いながら踊っているのだろうか」
「ここに座っている人たちはどういう関係で、何を楽しみに来ているのだろうか」
「主催しているダンスチームの目指している世界はどんな世界なんだろう」
「途中から来たお客さん達の導線の確保ってどうしているんだろう」
「そもそも黒字着地できたのかな」

もういろんなことが頭の中を巡っていました。(いやらしく見えるかもわからないですが、今回に限らずイベント観に行くと最近はこんな感じで見ています)

最難関「継続」するために

イベントの何が難しいって、やっぱり継続することで。私もこれに関しては答えを1つも持っていないのですが、少なくとも「そうらしい」というのと、そうなんだろうなと確信が持てそうなのは、やっぱり予算。

継続的に出演してもらえる、観にきてもらえる仕組みを作る上で、「今回はたまたまこれがあったから、お金困らなかったよね!」じゃあダメで。
花びらきの場合はどうだろう?と常に考えているのですが(今のところは弱いな…と思っているので、アンカーを見つけないといけないなと思っています)

今日見に行ったイベントは、特に美術が素敵だったので、この世界観を創り続けられる環境があったらいいな、と切に願ってました。

イベントの見方に暗黙のルールを設ける

そして、オムニバス形式で難しいのが、どうやって見るのが正解か、をお客様に浸透させること。

ほんっとうによくあるのですが…作品が始まる前(たまに途中)で、演者の名前を叫ぶ、という文化がやんわりあるんですね。

ノリのいい音楽、ストリートダンスなんかだと「ゆわああああああああ!!!」って叫んでもらうと、演者のテンションも上がるし、会場も盛り上がって最高にいいのですが、ジャズやコンテとなるとそうもいかなくて…

しっとりした音楽、静かな音楽、シリアスな音楽。固唾を飲んで見守るような作品にも関わらず、「〇〇ーーーーーーー!!!!」って叫ぶ人がちらほらいらっしゃるんですね。

これって、作品が始まってみないとどんな雰囲気かわからないので難しいのですが。
私が思うに、「私も叫んでみたい!」で叫んでいる人も少なくないのではと思っています。

今日は1回、しっとりした作品の途中無音になる直前にお名前を叫んでいる方がいて、違和感を覚えたのは否めなかったです。

さて、ここで大事なのが、「どういう見方が正解か」共通のルール主催が提示しておくこと。
MCがいれば、「声出して名前も呼んじゃって盛り上がっていきましょう!!!」など叫べば、そういう雰囲気になります。し、全員が「そういうもんなんだ」と思います。

逆が難しいのですが、もういっそのこと、「盛大な拍手で」と言ってしまってもいい。お名前を叫ぶのはご遠慮ください。と謳ってしまってもいい、と思っています。

さらに難しいのが、ジャンルがばらばらな場合。
作品ごとに書いててもどうせ読まないのがオチ。
何が正解なのかはまだ落とし込めていないのですが、少なくとも花びらきは会場の作り的に「無音」は不可能、なので、MCで「お家の中にあるステージ。出演者も上で見ています!少し生活音が鳴ることがあるかもしれませんが、アットホームな空気感をお楽しみください」みたいに、会場の良さを伝えてそういうもんだ、と最初に思ってもらうのは大事かもと思った次第です。

「これはファミリーエンターテイメントです!子どももOK!」みたいな場所であれば、赤ちゃんが泣いてても誰も気にしないように、「こういう見方が正解」というのを設計するのも、主催として大事なお仕事だなあ、と思ったのが今日の感想でした。

さて、私が主催しております花びらき。出演者募集の〆切まで残り15日!
残りが9枠となりました。すでにエントリー予定の連絡をいただいてる方もいらっしゃるので、お早めに!

https://hanabiraki.studio.site/


初単独主催イベント「花びらき」のサポートいただけますと幸いです。 いただいた支援金は全て運営資金(会場費, ロケハン費, 備品購入費、スタッフ謝礼)に使わせていただきます。 また支援額によっては出演者へのチケットバック費の引き上げも検討しております。よろしくお願いいたします💐