3連休だったので大阪から実家の鹿児島に戻ってきた。天気が崩れるタイミングと重なったしまったけど、運が良かったのか行き帰りの日は傘をさすこともなく過ごせた。

父が海外から帰ってきているので、祖母もあわせて家族全員で会えたのは3年振りくらいだろうか。見ないうちにがたいがよくなっていたのか驚いていた。学生の頃は随分と細かったし、今は格闘技もしていて鍛えているのでそれはそうだなあと。

大阪から鹿児島までは新幹線を使うと4時間くらいといったところだ。ゆっくり過ごすのに2〜4時間はちょうどいい。内省をしたり、本を読んだり、ボーッとしたり。電車に乗っているときの一定のリズムは心地よい。だからなのか、どこに行きたいとかはなくても、電車にずっと乗っていたいという気持ちがまたに出てくる。欲を言えばコメダ珈琲のような雰囲気だったら嬉しいなあと思ったりもする。

そういえばこの前何人かで話していたときに、寝台列車に乗ってみたいとボソッと呟いていたことを思い出した。その中の1人は彼女さんと一緒に乗ったみたいで羨ましいと思った。自分もいつか乗れたらと言ったら、ひとりで乗ったら運命の出会いがあるかもよって言われたんですが、一体どうなんだろう。ひとりで行くものなのだろうか。でもこんなドラマみたいなことが起こりそうな予感もする。

1人旅をしていると、地元の方や同じように旅をしている方に良くしてもらえることってあるじゃないですか？世の中恐ろしいニュースが日々報道されているけれど、やっぱり良い人もいるんだなあって思う。また行きたいというよりもまた会いたい人ができるのって本当に幸せなことだ。日本全国に仲間ができるようになってから、よりそう感じる。

なので最近は、地元の鹿児島や今住んでいる大阪以外にも気軽に足を運べるような生き方を目指しているんだと思う。その未来が遠いのか近いのか分からないけれども、書く仕事をしながらそういった生き方をするのが今の夢でもあるし、今のモチベーションにも繋がっている気がしている。自分のペースに合わせて、移動し続けられる人生を過ごしていたい。