12時間寝たらみた夢の話

 さて、そろそろ今年をどう締めくくろうか考え中の山内です。物事が急に始まりだすということは殆どなくて、実際に物事が起きだしたりするのには準備期間があると思います。ウィルスだって発症まで潜伏期間があるし、インスタントのカップ麺だって三分待ちますよね。そういうことです。

 そういうことで、私、風邪をひいてしまったようです。頭がいたいとです。。。ヒロシです。。。

 昨日、掛かりつけの病院に「インフルのワクチンってもう入ってきてますか?」と聞いたばかりなのに……「明日風邪ひいたらどうしますか?」とも聞けばよかったのかもしれない。答えは「ポカリのんで寝てろ」だったかもしれない。そんな答え怖い。もっと優しく言ってほしい。たとえば「お薬苦いかもしれないけどあまあまの魔法をかけてあげますのでたっぷり服薬してしばらくはお布団の中で生活してくださいませご主人様」とか。私いま妄想を書いています。

 朝食を9時に摂ってベッドに戻ると夢をみた。いろいろみた。そして21時に起きた。12時間寝る、というのがどうやら今日できる精一杯のことだったみたいです。

 12時間もレム睡眠を続けると名古屋に日帰りで行き、銭湯に浸かって帰るという夢をみるようだ。実際今日がそうだった。なぜ名古屋? わからん。名古屋どころか愛知に行ったこともないし行きたいとも思ってないのに。とにかく名古屋に行って、繁華街のようなところを女の子の友人とあるき、陶芸教室でロクロを回し、銭湯に行って湯に浸かり、帰り際「すごいね! 日帰りで名古屋に行ってこんなにも楽しめるんだね!」と会話してエンドロール。

 その夢には補足があって、昔私が付き合っていた彼女のアパートを訪ねることになったんだけど、いざそのアパートの下に着くとベランダからいかにもソプラノ歌手かオリビア弾いてます的な40歳くらいの女性が手を振ってくれた。

 2回目言うけど私は名古屋に行ったことがない!名古屋には親戚も知り合いも友人だっていないのだ。

 12時間の眠りから覚めて階段を降りてリビングに入ると母親が「よう寝たな。今日初めて会話するじゃん」とびっくりしていた。いや、だって12時間ものあいだ自室から一歩もでていなかったんだもの。家族って超現実的な存在だなあと思ったのでした。

 夢のようなウツツを恋人と過ごせても、夢のような楽しい遊びを友人とできても、親は「いまどこ? はやく帰ってきなさい」と夢と現実を斧かサバイバルナイフでまっぷたつ。

 なにが言いたかったというと寝てるとき以外は起きてる、ということなのです。新しい枕ほしいな。完全にフィットするやつ。

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