人間を始め、すべての生命体の命は尊くて、そして脆い。

だけど、すべてに意味があり因果応報の繰り返しの中で、生命体の存在が生まれ巡る。

誰かを、何かを傷つければ必ず返ってくるように、誰かを、何かを守り救えば、また必ず返ってくる。

人間という生命体は、何故か誰かに対してやると、その誰かから返って来ると勘違いしている事が多いけど、そうじゃないという事。

例えば、誰かを救えば、その誰かからではなく何かの形で返って来るという事。

当たり前の事が、当たり前で居られる事にこそ意味があり、感謝しなければならないという事を。

そして、すべての生命体の《命》は自分自身だけのものではなく、誰かの《命》さえも背負っているという事。

だから、自分自身をも大切にする事は、誰かをも大切にしているという事なんだよね。

すべての生命体は、誰かをも幸せにし、誰かをも悲しみを与えるという事。

そして、必ず因果応報で返って来るという事は忘れてはならないと。

誰かを助ければ、必ず誰かに救われる。

誰かを苦しめれば、必ず誰かに苦しめられる。

・・・生命体に於ける因果応報とは、そういうものなんだろうね。

だから、尊く脆い。

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