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瞑想をする意味

近年では注意欠陥・多動症(ADHD)
悩まされる大人が、かつてないほど
増えていると言われています。


数にして表すとADHDで悩む大人が
世界で 約3億6600万人とされ、
これは米国の人口とほぼ同じであることを意味します。


その要因として疑われているのが
ネット社会からなる デジタルメディアが
脳に大きく負担をかけている、ということです。


これに関しては、
実は私も当てはまり
瞑想を始める前までの、自分の愚かな行動に
何度も何度も落ち込んできました。
酷い時は、家の鍵を数ヶ月の間で
8回失くしたこともありました。


そして何を隠そう
今回の私の出来事ですが、
このコースを受けにオーストラリアに発つ日。
羽田と成田の空港を間違え、
出発の飛行機に乗れなかったという失態を犯しました。
という訳で、私にとっても
ある意味行き先の良いスタートになった訳です。笑




瞑想について話した時、
「じっとしてられないからムリ!」と
言う人が とても多くいます。
そしてADHD自体がなにか少し特別であるように思ってしまいがちなのですが
現代社会では皆一人ひとりが、
それに向き合ったり、対策を取っていかなければ
誰しもが飲み込まれてしまうものであると、私は認識しています。



瞑想する時間 を持つということは
自分と向き合うことで
自分と向き合うと、
少なからず自分の嫌な部分とも
向き合わなければいけません。

それはとてもつらいことかもしれませんが
そんな嫌な部分にさえも、
反応しない練習をします。
瞑想によって、必ず心は鍛えられます。
助けになります。


ここでは集中力を鍛えます。
誰も何も邪魔しない環境で思う存分集中すると、
本当に自分が研ぎ澄まされていくのを感じます。





そしてもう一つは、
自分の心の汚濁
特に 執着から解き放たれる
ということです。


最近私が感じたのは、
長い間、何か(特に人間関係)に
依存していたり、執着してる人と話した時、
その話に なにか腐敗臭の様なもの を
感じることがあります。
それは自分では気付かず、
言うなれば長い間放置してる虫歯の様な存在でしょうか。




私もこのコースを受ける度に
毎回自分の隠れた執着心と
向き合う事になり、その頭の中は
決してここに書くことは出来ない様なものばかりです。

ですが、1回目, 2回目と経て
今回が一番 執着心が軽かったのを感じました。

自分では全く気にしていなかったことに
実は 大変執着していた、
ということも多くあり



10日間の間で
・人と話さない
・ケータイを触らない

この厳しいルールこそが
自分でも知らなかった、心の汚濁を浮かび上がらせる
手助けをしてくれています。



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