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苦手なことを分解して考える① : 頼る

苦手なことを分解して考えれば、うまく付き合う術が見えてくるかも。
そんな仮説のもとで、記事を蓄えてみることにしました。

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「頼る」は、申し訳ないこと。
「頼る」は、劣っている自分をさらけ出すこと。

つい最近まで、こんなことを考えていました。

…今ならわかる。絶対違う。
これを自分に課したら、自分を窮屈にしてしまう。

知人に対して、「なぜあんなに膨大なタスク量をこなせているんだ」と不思議に思うことが多々あって、そんな時に、となりの雑談を聞いていたら、ハッとするキーワードがありました。

周りの人にできていて、自分だけができないなんてことはない。

そして、「頼る」ことについてもこんなヒントが。

「頼る」とは、すべてを相手に委ねることではなく、
「自分の力でここまで頑張るから、ここは助けてください」
「(相手から見て)こんだけやってるんだったら、ここは助けてやるか」
と言ったかんじで、自分が動いた先にある行動が「頼る」であるはず。

(音声を意訳)

そうか。相手に迷惑をかけることが「頼る」ではなくて、
自分が善処した先(善処しながら)にとる行動のことを指すのだな。ふむふむ。

…そうは言っても、頼ることを実践できるかは全く別の話。
自分にだけできないことなんてないと自覚できたけど、善処の線引きをどこにするかは悩みどころだな、と考えていました。

次なるヒントになったのは、こちらのvoicy

#551 優先順位を付ける方法 はるゆきラジオ。伝え方のすべて

①き 誰かに「聞(き)く」ことはないか
②れ 誰かに「連(れ)絡する」ことはないか
③い 誰かに「依(い)頼する」ことはないか

④さ 自分が「作(さ)業」することはなにか
⑤ち 自分が「調(ち)査」することはなにか
⑥こ 誰かに「交(こ)渉」しておくことはないか

効率よく仕事をするには?との問いに、「きれいさちこ」を思い出して、まずは自分で動かず相手に確認することから始めよう、という投稿でした。
①.②.③.⑥は相手に確認すること。④と⑤は自分で動くこと。

①聞く、②依頼する、⑥交渉する
相手を頼っていると取れる行動が半分を占めていますよね。

冒頭に書いた「劣っている自分をさらけ出すこと」は、
なんでも一人でこなすことを優位とする指標を元にした価値観であると気がつきました。

・心身の健康を保ちながら役割を全うすること
・時間内に終わらせること
・周囲の人にも役割を分けること

これらを目指せば、自ずと「頼る」が「劣っている」と結びつかなくなり、頼ることのハードルが下がるかもな、と考えています。

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前半に書いた「善処」の線引きは、私の場合、時と場合によってぶれるくらいにしか今のところ整理できていないので、追記していけたらいいな。

克服はできないかもしれないけど、苦手を対処することはできる。
迂回しながら続ける思考が、未来の私の一助になりますように。

読んでいただきありがとうございました。
最後に、「鈴木敏夫とジブリ展」の写真を添えます💐

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