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子連れ海外移住するならどこの国?私が調べた時差3時間で暮らせる国

私たちは新型コロナウイルス真っただ中の2021年11月に海外移住を決行。
1年3ヶ月の間、家族でインドネシアバリ島に暮らしていました。
ちょっと昔の記憶を辿りながら書いていきます。

今日は前回の続き…夫婦で海外移住を目指してから、最初の準備「国調べ」を書いていきます。
長いですが、同じく海外移住先に悩まれている方の参考になれば。
※国探しは自分たちの価値観、勝手なイメージ、先入観も入っています。

移住先の国探し

夫は会社員。移住後も日本の仕事を続ける。ミーティングが多い。
また、半年に1度はパソコンのシステム更新やもろもろの手続きで帰国するというのが条件。なので必然的に時差3時間以内。

私たちの優先順位はこんな感じ

・VISAが取れる
・時差が3時間以内
・寒くない
・治安が悪くない
・保育園がある(2歳と5歳の受入あり)
・家計が圧迫しない
・マンションより戸建て
・海の近く
・都会より田舎

いつも走りまわってる男の子が2人いるので、自然が近く戸建てに住めたらいいなぁとふんわり考えていました。

ビザが取れる

当時は新型コロナウイルス真っただ中。新規のVISAを受け入れていない国が多くあり、入国条件も感染状況によってコロコロ変わっていました。

治安が悪くない

基本的に、子どもから目を離さない、夜は出歩かない、危険な路地を歩かない、貴重品はいつも身に着ける。と、どんな国でも基本的に気を付けるべきことは一緒。
同じ国でもエリアが違うとまた違う。
結局よくわからない、、、というのが本音。

時差が3時間以内、寒くない

わたしは寒いのが超苦手。学生の頃は「移動しながら一年中夏に暮らしたい」という夢を持っていたほど。荷物も少なくていいし。
この条件で、行ったことある国や、移住者に人気の以下の国まで絞りました。


オーストラリア、ニュージーランド、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、カンボジア、フィリピン、シンガポール


物価、保育園を調査。生活をイメージ

移住先の条件の一つで譲れないことは「子ども2人を学校にいれること」。子どもたちにも現地の友達とどっぷり生活してほしい願いがありました。あと、わたしの一人時間が絶対必要。
ここからはわたしの勝手なイメージと先入観がバリバリ入ります。
ちなみに、夫に移住先の希望を聞いてみたところ、返ってきた答えは「トイレがきれい」だけ。

オセアニア

オーストラリアとニュージーランドの特徴はなんといっても英語圏。あとはアジアに比べて治安が比較的いい。街がきれいなイメージ。

【オーストラリア】
何度も行って、長い時には2ヶ月ほど住んで周遊したことのある大好きな国。生活費は高いけど、田舎なら家賃も抑えられる。
保育園・幼稚園はあるけれど、費用が高額(オーストラリア人は国が半額負担あり)。幼児期は家で過ごすことが主流のようで、学校に預けるのは週に数回、短時間が多い。

【ニュージーランド】
冬は寒いけど、自然豊か、水道水が飲める、カギをかけないほど治安がいいことが魅力的で調べてみました。
家賃が高い~。
3歳から現地の保育園に入れて、外国人でも月20時間は政府が全額負担してくれる。なんてことでしょう!
長男は渡航時は5歳になり、現地の小学校に通わないといけない。学費は年額100万円~。

義務教育は6歳~16歳ですが,5歳になると小学校への入学が許可されるため,ほとんどの子供達は5歳の誕生日の翌日から小学校に入学します。

外務省

ニュージーランドの幼稚園/保育園では、3才の誕生日から週20時間無料になる。

南の島ニュージーランドの日々

東南アジア

東南アジアはよく旅行にも行って大好き。
東南アジアの多くは高度経済成長期。首都はビルばかりで、郊外に行けば治安が悪くなるイメージ。
暑くて外遊びができなく、子どもの運動不足が心配。
夫の希望の「トイレがきれい」は叶えられるか不安。

【タイ】
VISAも取りやすく、物価もOK。移住者が多いため情報も多い。バンコクを中心に検索。
住むところは基本コンドミニアム。
バンコクの保育園は数多く、費用もピンキリ。中心街は園庭なしの小さいところが多く、渋滞がひどいためバスではなくバイク通学もありっ!?

【マレーシア】
「マレーシアは日本人に人気のある移住先ナンバー1!」というテレビを見ていたので、みんな好きで実績あるなら間違いないっしょ!と安易にここかなとイメージ。

コンドミニアムはプールもフィットネス付きなところが多く、生活は便利。
コンドミニアムの高層階でも泥棒が入ったblogを読んで、治安は不安。
戸建てもあるけれど、家賃が高くセキュリティが弱い。

教育移住の多いマレーシアでは、保育園もインターナショナル、日系、多数あり。お勉強系やモンテッソーリの園など特色豊かで費用もピンキリ。
在住日本人の方の口コミやblogもたくさんありました。

早々にマレーシアが第一候補になってジョホールバルかペナン島を中心に情報収集。
でも取りたかったVISAがコロナで新規受付停止中。夏頃にやっと再開したと思ったら、VISA取得の条件が改悪になり断念。

【インドネシア】
マレーシアが第一候補だったため、インドネシアは全く調べていなかった。
マレーシアのVISA再開が見込めなくて他の候補地を探すか、、、と思っていた矢先、バリ島の存在を思い出し(忘れてた…)すぐにいい保育園を発見。
保育園の条件すべて良し!
タイミングよくVISAも再開!
移住先の条件(ほどよく田舎、戸建て、海の近く)もすべて当てはまる!

そっこう「移住先、バリ島にしたから」と夫に報告。
行ったことがない場所だけど、今までの東南アジア旅行の経験、在住者のありがたいblogも読みあさり、ここなら最高の生活ができる!とすごい確信したのでした。

補足:ちなみにシンガポール、ベトナム、カンボジア、フィリピンは、物価、当時のビザの状況が合わない、保育園の情報収集がうまくいかなかったことを理由に早々に候補から外れました。

まとめ

大人だけの移住と違って、子どもがいると「こんなにも気にしないといけないことが多いのか!」と、国選びの時は少し大変でした…でも、子ども基準で選んだ国は、わたしたち親にとっても幸せなことがたくさんあったと感謝しています。

次は、実際にバリ島で感じた、子連れ移住に最高だなって理由を書いていきたいと思います。


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