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sakanaction/サカナクション

理解することってなんなんでしょうね。いや理解することは理解することなんですけど。自分自身に対する理解も、他の人に対する理解も。なんていうか、それって「その時点の自分/その人に対する理解」なんですよね。人って変わっていくわけで。今日わかったことが半永久的に有効とは限らないんですよね。じゃあどうでもいいんかい、と言われると、それもまた違う気がしますが。

そんなことをぼんやりと思うのは、さっきから「Aoi」を聞いてるからなんでしょうか。関係ないですね。はい。すんません。さも聞いてるCDと関連ありそうな言い方してみたかっただけなんです。マジごめんなさい。

や、その……ゴールデンウィークに、特集のテレビを見たからです。クローズアップ現代でしたっけ。NHKスペシャルでしたっけ。番組名は忘れました。とにかくまあ、見てみて、久しぶりにちょっと聞いてみようかしらと思った次第です。

などと言いながら、サカナクションさんはほとんど聞いたことがないんですねー。唯一まともに聞いたことあるアルバムが、今聞いてるこれです。この際だから別のやつに手を出すのもアリかなーとも考えたのですが、結局一番(というより唯一)馴染みのあるやつにしました。新しいやつって、それなりにエネルギーを使うんですよ。使いますよね。

聞いたことある人全員が思ってるであろうことを言ったりします。その、サカナクションさんって、まあエレクトロっていうか電子音楽っぽい意匠だったりするじゃないですか。なんですけど、やっぱりロックバンドなんだなーって思いました。今回。具体的に何がどうだからそう思ったかってのは、よう説明せんのですが。非常に感覚的なものです。でも、聞いたことある人全員がそう思ってる気がするんですよねー。

そんでも。ぼくの場合は、ケミカルブラザーズさんとか電気グルーヴさんなんかにもロックっぽい何かしらを感じたりするので。我が意見ながら、あんまりアテにならない気もします。まあ要するに、わりと好きなラインのバンドだってことです。くどくどと回りくどく言わなきゃよかった。

声に出したい日本語、みたいなのあったような気がします。以前にちょっと話題になりませんでしたっけ。まあそれはいいとして。サカナクションさんの歌詞も、わりと声に出してみたい日本語の一種のような気がしないでもないです。意味性やメッセージ性みたいなものも十分考慮されてると思いますが、同時に、単純な音の組み合わせ(っていうんですかね)としてもなんか面白いような気がするんです。そんなことないですかね。

理解するとかわかるとか、その時はそれが正解だったとしても、一年後は不正解になってるかもしれませんし。そもそも、その時の正解を捕まえることすらチョウ難儀で。それでも、ちょっとでも理解しようとするスタンスを持つのは大事なような気がしてます。ちなみに、この日記は、声に出してもたいしておもしろくはないと思います。ちょっと韻とか踏むと変わるのかしら。

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