見出し画像

「稼ぐことへの意欲が湧かない」自分と向き合う

私が副業をしたいなと思った目的は「ライフワークを見つけたい」、「役に立っている感覚を得られることがしたい」と考えたことがきっかけでした。

普段は会社員をしていて、公共性の高い仕事なのでやりがいが全くないわけではありません。

職場環境にも恵まれているので転職したいという気持ちもないのですが、サラリーマンをしていると「自分の思いや考え」に反する内容の業務をせねばならないことがあり、これがかなりストレス。

そこで「ライフワーク探し」を始めました。

自己分析をして自分がやりたいこと・できることを考えたり、フリーランス向けの講座を受けたり、オンラインコミュニティに所属したりして、「2024年に副業をはじめる」という思いでこれまで動いてきました。

ですが・・・、

いろいろな情報や経験談に触れる中で、「稼ぐ」ということに意欲を燃やせない自分がいることに気が付きます。

我が家は決して裕福ではありません。

もともと夫婦ともにファッションやブランド品には興味がなく、共働きなので現時点では収入に不足を感じていませんが、子ども3人分の将来の学費についてはやはり不安があります。

なので、「今よりも収入は上がった方がいいな」とは考えているのですが・・・。

副業について考えるとき、稼ぐというイメージが持てず、お金について考えることを疎かにしてしまうのです。


では、ボランティアとしてライフワークを探せばいいのでは?

と言われると、完全にボランティアという気持ちにもなれません。

ライティングの実績作りとしてのブログを作成したり、無報酬でイベントの資料作りをしたりという経験がありますが、「お金にならないのにナゼこんなことに時間を費やしているんだろう」と思ってしまうことがあります。

特に、子どもの体調不良が続いたり、家のことで忙しかったりするときには、心が折れそうになります

たとえそれが好きな作業だったり、やりがいを持っていたりしたとしても、です。

そういうとき「報酬がちゃんとあった方が、意欲の維持がしやすいな」と思うのです。


また、長期的にフリーランスとして副業をすることを考えたら、自己投資もしっかりしていかなければなりません。

収入がなければ、本業で得た貯金を切り崩しながらスキルアップしていくことになります。

これでは家計全体で見たときに収入が減ってしまい、不安の種になってしまうので、本末転倒ですよね。

また、学ぶことは大切ですが、新しいことを学んだり体験したり、気づきを得たりすることで満足してしまい、実際の活動に活かさず終わってしまうというのもよく聞く話。

ストレングスファインダーで『学習欲』と出た私は、特に気をつけないといけません…。

副業のための自己投資は副業収入で賄っていく、というルールを決めておいた方がよさそうです。


フリーランスのノウハウや稼ぐ力について発信をされている方々のお話を聞いていると、「FIREできるくらいに稼いだあと or 何もしなくても一定の収入が入る仕組みを作ったあとで、ボランティアや社会貢献について考えるべき」という趣旨の内容を発信されていることがあります。

これにも納得するところがあります。

稼ぐということが片手間にできないのは、本当にその通りと思います。

自分で稼いでいくためには、世の中のニーズを追い続け、考え抜き、行動していかなければならない。

それをやって財産や地位を築き、普通の人では得られない経験をし、価値観を磨いてきたからこそ、世の中のことを多角的に考えて、必要なところ(人)に必要なモノを分配していけるようになるのかもしれません。

ボランティア活動自体は価値があり、誰かのためになるだけでなく、自分にもメリットがある活動であることには間違いありません。

ただ、ボランティアをするならば、

仕事とはきちんと区別したうえで、

「ボランティアにどのくらいの時間を費やすか」は「稼ぐことに費やす時間」と天秤にかけて考えていくべき

なのだろうと思います。


このように考えると、「稼ぐ意欲が湧かないからお金をもらわない」というわけにはいかなくて、自分のなかで仕事とボランティアの区別をつけて「仕事では適当な対価を得ていく」ということを嫌でも考えていかなければなりませんね。

・消耗せずに仕事を継続していくには、報酬や対価をもらうべき。

・ボランティアと仕事のメリハリをつける。ボランティアのために家族や家計を犠牲にしていないか振り返ることが必要。

・収入と自己投資の好循環をつくっていけるよう、まずは過去の自己投資額と直近で必要になる自己投資額を回収できるよう、収入目標を立てて仕事をする。

この3点は念頭においたうえで、ライフワーク探しをしていきたいと思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?