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母親8年目に突入するにあたって

先日、長女が8歳の誕生日を迎えました。

これまでの子育てを振り返って思うことは、「私一人じゃ何もできなかったな」ということ。

我が家には、8歳の長女と5歳の次女、2歳の長男、そして同い年の夫がいます。

現在は育休中ですが、新卒で入社した会社にずっと勤めています。

私の両親は片道1時間の距離なので、必要であれば前もって連絡して協力を仰ぐことができます。

この春に関西北部の田舎から大阪近郊に転居してきましたが、いずれの場所でもママ友トラブルとは無縁。

とても恵まれている環境です。
どれが欠けても、私がここまで無事に母親業をやってこれたかどうか・・・(やるしかないんですけどね)

今日は母親になってからのことを振り返りながら、(長々となりますが)綴っていきたいと思います。


長女が生まれて最初の育児休職中のこと。

このときは、両親が仕事の都合で遠方に住んでいて、夫は社内で一番忙しい部署に在籍。仕事の都合で移り住んだ場所なので、仕事仲間以外に知り合いはいませんでした。

意思疎通ができない赤ちゃんと2人きりで過ごす生活は、精神的につらかったのを覚えています。

ママ友を作るために児童館にも通いましたが、連絡先を交換するような仲にはなれず・・・。

「早く仕事に戻りたい」

保育園での慣らし保育が始まったとき、寂しさよりも「これで少し楽になれる」と嬉しく思ってしまった自分に大きな罪悪感を抱いていました。

自分には子育ては向いていないんだろうと思っていました。


復職後は時短勤務ながらも、採用というやりがいのある仕事をさせてもらい、とても充実した毎日を過ごしていました。

仕事をすることで、他の大人と話す時間ができて楽しかったし、自分の存在を認めてもらえた感じがあって、育児のしんどさも軽減されました。

復職後しばらくして第二子を妊娠。

第二子出産時は夫が3か月の育休を取得しました。会社には感謝しかないです。

第二子が生後1か月のときに発熱で入院することになり、無事に退院した直後もしばらくは精神的に過敏になって辛い時期がありました。

それでも、このときはおしゃべりが大好きな長女がそばにいてくれて、長女の同級生ママとも知り合いになれ、育児に対するしんどさはあまり感じていなかったです。

第二子の育休中は、「復職したくないな」と思うほどに楽しく過ごしていました。

このとき、「あ、私子育てできるんじゃない?」と思ったんですね。


そして「3人目をどうするか」を家族で相談します。

・金銭面での問題はないか。

・3人の子どもを抱えながら仕事を続けていけるか。

シミュレーションしながら考えました。

当時「私はそこそこ子育てできる」と思っていたことも後押しして、3人目の妊活に挑むことになります。


第二子の育休を終え、仕事に復帰。

このときはフルタイムでの復職でした。
配慮のある職場だったので大きな困難はなかったものの、フルタイムで生活をまわしていくのはなかなか大変で、イライラすることが増えていました。

復職してすぐにコロナが始まり、保育園が休みになって在宅勤務することになったり、お出かけや遊びにいくことが制限されたり、コロナで会社の業績が悪くなったりと、ストレスの種も出てきます。

そしてしばらくたった後に第三子を妊娠。

コロナの不安もあったので、会社の制度や有給休暇を使って早めに休暇に入らせてもらいました。

第三子出産のときは夫は半年の育休を取得。会社マジ神。

甘えん坊の次女が赤ちゃん返りすることを懸念していましたが、長女と一緒に赤ちゃんをめいっぱい可愛がってくれました。

育児休職中に長女が小学生になり、「小学1年生の壁」も回避。ついてる。

ママ友とも仲良くさせてもらって、お互いの家を行き来したり、週末にご飯を食べに行ったりしていました。


私は就職で関西北部エリアに住むようになり、そこで結婚し、第一子~第三子を出産しました。

子どもを通じてママ友や地域とのつながりもでき、第二の故郷になっていました。

ですが、仕事の都合上、いつかは大阪近郊に引っ越さねばならなかったんですね。

夫とも「どのタイミングで引っ越すか」「どのエリアに住むか」、結婚当初から幾度となく話し合ってきました。

そして、遅くなるほど長女が転校しづらくなることを懸念し、長女が小学2年生にあがる春休みに引っ越しをすることを決意します。


引っ越し自体は小さい子どもがいて大変だったものの、1年以上かけて計画的に動いていたのでスムーズに作業することができました。

ただ、引っ越しした春から末っ子を保育園に入れて復職したかったのは、叶いませんでした。

次女も引っ越しのため保育園を退園し、新しい土地の幼稚園へ。それまでは保育園預かりで16時までだったのが、遅くても14時には帰ってきます。お昼までに帰ってくる日も。

そして、夫はしばらく元の場所に残って単身赴任。(異動願をずっと出していたので単身赴任は数か月ですみました)

自分の時間がなかなかとれなくなり、ストレスを感じるように。

育休中でせっかく子どもと一緒にいられるのだから、子どもとの時間を大切にしたいと思うのに、イライラしたり焦りを感じてしまったり・・・。

ここで気づきます

「保育園でたくさん見てもらってたから、生活のバランスがとれて心の余裕がもててたんやな・・・」

私一人じゃ子育てできひんやん

世の中には、今の私のように幼稚園を利用している家族がたくさんあって、ワンオペで家庭をまわしているママさんも多くいらっしゃる。

私の母親も専業主婦で、ほぼワンオペで私を育てていた。

今の私の状況は世間的には一般的と言える。

私の環境は相変わらず恵まれているのだ。

ただただ、自分が甘かったなと反省。


母親8年目を迎えた今、周りの人にたくさん支えてもらって、今の生活があるんだなとしみじみ感じています。

家族の内側でも、そう。

長女も次女も末っ子のことを気にかけてくれ、可愛がってくれる。優しい長女にはかなり頼ってしまっていると思う。

みんな健康に育ってくれていることにも有難みしかない。

最近は、新しい幼稚園のママさんとも話すようになってきて、まだ緊張はするものの、大人同士で会話できる楽しさを感じています。

また、つい最近、来年度の保育園の申込みをしました。

次は入園できるといいなと思いつつ、職場も前とは違う場所になるのでどんな生活になるか見通せず、不安が大きいです。

まだまだ母親としての試練が待ち構えている・・・。

きっと、これからも周りに頼りながら過ごしてくことになるでしょう。

周りへの感謝、家族への感謝だけは忘れないように

家族との「今この瞬間」を楽しんでいけるように。

気を付けて過ごしていきたいなと思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。






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