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好きな他人とだけかかわりたいはダメですか

眠い。なんでこんなに眠いのだ。ちなみに時差があるので全然夜更かししてません。

あまり周りの人間に影響されない軸がしっかりした人間ではないため、他人の言葉に振り回されるし、イライラするし、傷つくし、悲しむし。これが果たして自分軸の話なのかは分からないけど、それでも他人の言葉は凶器になる。心をえぐるって言葉があるほど、人が発する言葉には力がある。

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最近noteに戻ってこられた方の投稿を読んでいて、いちばんすきな花というドラマを観はじめた。タイミング悪く4話の配信を逃したため、紹介されていた肝心の4話を逃した阿呆であるところは置いといて。

不器用な4人の話。私は誰とも似てないと思うけど、全員の気持ちが分かる。そんな話だ。二人組が苦手って1話目のところは共感しかなかった。1~3話と5話を見て、他人にはエネルギーをくれる人と吸い取る人がいるのかなと思った。この4人組は互いにエネルギーを与えあえるけど、外の世界(というか日常)ではエネルギーを吸い取られ続けているように見える。

他人て、自分以外の人間。配偶者も、恋人も、同僚も、上司も後輩も、友達も、家族も、みんな他人である。私は他人は平等だと思っているので、親だからとか、恋人だからとか特別感は持っていない。好きな他人と嫌いな他人という区別はあるけど、他人であることの区別はない。

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私は普通に生きているとまあまあツライ。社会不適合だから仕方ないのだけど、結構世の中生きづらいと思う。ドラマの4人組も、社会では普通に生きてるように見えて、日常の断片にいっぱい傷ついてる。みんなそんなもんだよ、って思える人はよいのだ。私はドラマと言え、あんまり冷静に見てられなかった。感情移入とかでもなくて、モヤモヤさせられっぱなしだった。

この4人を見てたら、4人だけの空間に流れる安心感、そして外の世界(日常)の疎外感をはっきりと感じて、色々と思い出してしまった。それぞれの年齢位だった自分を。松下洸平は同い年くらいなので、じつは彼の役が一番分かるのだけど。

好きな他人、心地よく感じる他人とだけかかわっていたら楽しいのかなぁと思ってしまう。それはそれできっと問題が起こるのだろうけど、例えば3日くらい好きじゃない他人と一切かかわらない時間を過ごしたら、だいぶデトックスできるんじゃないかなとか。超絶非現実的なことを妄想してみたのであった。

社会人たるもの我慢だ、協調性がない奴はダメだ、とかいうこと言う人がいたらとりあえずぶん殴りたいよね。ばっかじゃねーの、と。そういうことじゃないのだ。

普通に生きてたら、周りの人たちは目に入ってきてしまう。今なんてネットがあるから家に引きこもっててもSNSで見たくなくとも見てしまう(昨日の私)。そういう世の中なのだ。

やば。謎のループにはまったので寝る。

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