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【雑記】自由について

制限がないこと、
思い通りに振る舞えること、
何を行っても問題がないこと、

それらは決して「自由」ではない。


「自らを由とする」という言葉がある。


「由」には、手段・根拠といった意味があり、

つまり、自らを手段とし、換言するならば自分の 「才と能」 を活用し、
自ら思考したこと、自らの選択・判断・決断を根拠とし、
常識や一般論に縛られず、責任の下に思うがままに行動、生きて行くことが本当の意味での自由。


故に、自由は 「責任」 と常に共にあり、
自由であるためには精神的な緊張を要する。

 ・何かを成しとげたいという欲求
 ・成し遂げられる能力
 ・成し遂げなければならない責任

自由とは、これらに支えられるもの。


人間は全能ではない。
即ち、自分の能と責任が及ぶ範囲においてのみ自由でいられるということ。


さて、我々は口では自由になりたいといいつつ、
必要以上に「自由」を自ら諦めていないだろうか?
或いは表面的な「自由」を謳歌し、責任を誰かに擦り付けていないだろうか…?


ちなみに、
ワタシは生まれた時に「由」の文字が与えられた。

こうして自由について書き、
今改めて、生涯共にいるワタシの名前、一文字一文字を見ると
………なんともいえない気分になった。

名のレベルに到達するにはまだまだのよう。

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