こんな大量の長靴、見たことない！

「今日のために、きのうホームセンターから長靴を買い揃えてきたんですよ」
そう玄関に案内されると、想像以上の数のスパイク付き長靴があった。壮観だ。

これだけで歓迎してもらってるのがわかる。ありがたい。

いざ山へ

「『大』文字の整備のために山に登るのが一番の健康法！」とおっしゃる、御歳70歳を超えた大沢コミュニティ振興会元会長を先頭に、私たちは山を登り始めた。

途中で木が朽ちていたり、

良い出汁がとれる「もだし」というキノコがあったりして、なかなか楽しい。

でも、結構急斜面で、きつい。

「お、こんなところにカマキリの卵が！」
「今年はあんまり雪積もんねがな〜」
なんて今年の冬を占ったりもしたら、

あっという間に先頭から置いていかれてしまった。（下の写真の真ん中に小さく映っているのが先頭）

わからない人用に拡大してもう一度

ズームしない大きさでもう一度

それから急ぎ足でしばらく歩くと、木がなくなり、『大』文字の場所まで来る。ここまで来ると息も上がっていて会話も減ったり、休んだりしながら登っていた。

やっと『大』文字の場所へ！

「ふ〜」と一息ついた場所から里を見下ろすと、大沢が一望できた。達成感とともにだれからか「ヤッホー！」と言い始め、そこから次々にみんなで「ヤッホー！」と言い始める。「やまびこ聞こえないね」「もう一回言ってみよう！」なんて言っているうちに、「ヤッホー」が「ヤッホー選手権」になった。

ヤッホー！

「これ、楽しいね！　ここでヤッホー選手権って開催するのもいいんじゃない？」と誰かがいい、自然に新たな企画もこの場所で生まれていた。やっぱり実際に足を使うことって大切だなあ。

山の上空に現れた意外なモノ

そんなことを思っていると、「せっかくなので『大』文字の踊りを踊りますか」と阿部さんが言い、ヴーーーーンという音がひびき始めた。ドローンだ！　背負ってきたのか……！　こんなところでドローン見るの、なんか不思議。

……と思ってたら音楽も流れ始め、そのまま動画撮影に。大の大人が『大』文字の場所で『大』文字の歌を聴きながら『大』文字の踊りを踊るという「大」づくしな時間だった。

気持ちいい風景の中、ハイキングの達成感とともに和気あいあいとしていると、
「それでは、これから下山して次のポイントに向かいます」
との一言が。……次のポイント？　次はもう使われていない空き家に向かうらしい。ここで終わらせたらディープ大沢ではない！　ということで、次なるポイントへと下山を急ぐ我々だった。