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金継ぎワークショップとうつわのブランドを始めます

こんにちは!山口祐加です。

去年から始めた、ヒビや割れたうつわを金で繕う「金継ぎ」を使って、二つの活動を始めることにしました。

なぜやるのか

もともと10歳の頃から陶芸を習い始め、10年ほど習い続けました。自分のうつわがに料理が盛られ、使ってもらえるのがとても嬉しかった記憶があります。

以前住んでいた京都には骨董屋がたくさんあり、唯一無二の存在に惹かれて骨董のうつわが好きになりました。
気に入ったもののなかには割れやヒビが入っているものがあり、「金継ぎ」で直せることを知りました。

6次元のナカムラクニオさんの金継ぎワークショップに参加して、フチが欠け
てかわいそうなコーヒーカップを直しました。
翌朝コーヒーを飲むとき、棚にコーヒーカップは他にもあるのにどうしてか金継ぎしたものを自然と手にとっていました。ただのコーヒーカップが「手塩をかけて育てた我が子」のように、他よりもかわいく見えてきました。

傷を金で繕うことによって命をふきかえしたように美しくなる。この一連のプロセスがに魅了を感じ、もっと多くの人に金継ぎの魅力を伝えようと今回の活動を始めるに至りました。

なにをやるのか

Kintsugi Studio Ichiという名前で、小さなスタジオとうつわのブランドを始めます。

今あるものを、大切に使う。壊れたら、捨てるのではなく直す。モノを大切に想う気持ちはとても人間らしいと思います。

スタジオとして、金継ぎワークショップを行います。少人数制で、月一ほどで開催中です。次回は7/21に中目黒のオニバスコーヒーで開催します。(有難いことに満席です。次回開催はTwitterInstagramで告知します)

ただ器をなおすだけと思いきや、お皿が割れる前よりも愛おしくなる不思議な体験ぜひ味わってください。

うつわのブランドは、日本の骨董を中心とした古いお皿を金継ぎし、次の人に使ってもらう橋渡し役になりたいと思っています。うつわはセレクトショップを中心に置いていただく予定です。
作品についてはInstagramで発表していきます。

この活動を通じて出会う人に金継ぎの魅力を伝え、一つでも多くのお皿が繕われ愛され続けることを願っています。

みなさんのサポートが励みになります。 「おいしい」の入り口を開拓すべく、精進します!