いなおかゆり|ソーシャルワーカー

誰もが助けを求められる優しい街をつくりたい|社会福祉士|相談支援専門員|権利擁護|地域…

いなおかゆり|ソーシャルワーカー

誰もが助けを求められる優しい街をつくりたい|社会福祉士|相談支援専門員|権利擁護|地域カフェ|3歳5歳ワーママ|standfmゆるラジオ📻 🌱街の相談室ほろん5月開設 🌱ソーシャルワーカーとしての福祉発信 〜福祉をもっと身近に〜

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【インタビュー記事】「街の相談室」を拠点に、私が取り組みたいソーシャルワーク

はじめまして。訪問いただきありがとうございます。 2023年5月、福岡市東区で相談支援事業所「街の相談室 ほろん」をオープンし、ソーシャルワーカーとして働いている稲岡由梨です。 この記事では、私が「障がい福祉の分野で仕事をしよう」と決意してから、相談室を開設するまでの経緯と思いを、インタビュー形式でお届けします。 ※相談支援事業所:障がいのある方の生活の困りごとに対して福祉サービスを利用する際に相談できる窓口。 障がいのある方と過ごした時間が、自分自身の喜びに——

    • ふらっとな地域Cafe~大人も子どもも憩い育つ居場所づくりとは~

      2月18日、第3回目になる地域Cafeを古民家カフェオリジナルスマイるにて開催しました。今回のテーマは、というテーマで、託児ルーム「ソノコイロ」を運営されている岩永浩美さん(愛称:ひーさん)にお話をして頂きました。 子育てはひとりではできない、周りに頼っていい。 岩永浩美さんは、保育士歴25年、20歳の一人娘の母。「親子の味方」という子育て支援の取り組みをしながら、昨年5月託児ルーム「ソノコイロ」を設立。一時預かりだけでなく、子育て世代のママやパパの困った時の「駆け込み寺

      • 地域カフェ〜自分らしく成長できる環境づくり〜

        12 月16日(土)13:00‐16:00、ブランチ下原まちスポ東コミュニティルームにて「第2回地域カフェ」を開催しました。 今回は「こどもが自分らしく成長できる環境づくり~発達障がいのあるこどもの困り感とは?」~というテーマで作業療法士の小嶺さん(株式会社みやと所属)にお話をして頂いた後、グループに分かれて対話の時間をとりました。実際に支援に携わっている方、障がいのあるこどもを育てる保護者さん、就労支援事業所にて就労中の方など色々な立場の方(約30名)にご参加して頂きました

        • 対話と癒しの音楽ライブ

          10月15日(日)、地域カフェ「対話と癒しの音楽ライブ」を開催しました。古民家カフェでゆるやかでほっとな時間を過ごすことができました。 「いつか居場所づくりがしたい」 昨年から温めていた想い、ようやく1回目を形にすることができました。 介護、福祉、医療などに携わる支援者、居場所づくりをされている方、ご家族など30名以上の方に参加して頂きました。社会福祉協議会や市のひきこもりセンターなどで働く方にもご参加頂き、「今、相談に来ている方にぜひ紹介したい」と嬉しいお言葉ももらいま

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        【インタビュー記事】「街の相談室」を拠点に、私が取り組みたいソーシャルワーク

          地域カフェ開催のご案内

          あっという間に9月になりました。街の相談室ほろんが開所して4ケ月が経過。少しずつ基盤が整ってきたので念願の「地域カフェ」を企画しました。 地域カフェをやりたい理由 私は約9年間行政委託の相談機関で働いていました。相談対応をする中で、どこかに相談するまでのハードルの高さや情報の届きにくさを痛感してきました。利用者さんやご家族からこんな声をよく聞いていました。 生活の中に困り感を抱えた方が支援を受ける大前提として「相談機関につながる」までに時間がかかっていること、「障がい者

          映画「オキナワへいこう」を見た。

          先日、私が活動する地域で映画「オキナワへいこう」の上映会と映画監督を囲んでの座談会が開催されました。私が過去に所属していた社会福祉法人が企画されており、子連れ参加もOKだったので、とても忙しい1週間でしたが、これは何か得られるものがありそう!と直感で申し込みました。 「オキナワへいこう」はどんな映画? 大阪府堺市の浅香山病院の精神科病棟に長期入院する患者たちの沖縄旅行を追ったドキュメンタリー映画です。監督は「水になった村」「家族の軌跡 3.11の記憶から」といったドキュメ

          映画「オキナワへいこう」を見た。

          Kaigoカフェ~障がい福祉のお話~

          「街の相談室ほろん」開所して1ヶ月半が経過。ありがたいことに忙しい日々を送らせてもらっています。色々アウトプットしたいことはたまっているのですが、昨日の余韻が残っているうちにどうしても残しておきたいと思い、久しぶりに記事を書きます。 「Eastカフェ」というKaigoカフェとの出会い 私の活動拠点である福岡市東区には「Eastカフェ」という介護・福祉・医療に携わる人たちの対話の場があります。未来をつくるKaigoカフェは「介護業界を元気にしたい」という想いで東京で発足され

          Kaigoカフェ~障がい福祉のお話~

          貴重な社会資源~ママとこどもの歯医者さん~

          新年度がスタートしたと思ったらあっという間に4月も半分が過ぎ去ってしまいました。仕事と子育てで時間との戦いの毎日。私は今日とても素敵な社会資源と出会いました。 その名も「こどもとママの歯科医院」。 その名の通り、こどもと一緒に通える歯医者さんです。 2歳4歳の子育て中の私ですが、こどもの歯科検診は3ヶ月に1回、家近くの歯科に連れて行っていました。特に不満はなく先生も歯科衛生士さんも優しく、受付においてあるぬいぐるみで遊んだり、楽しく過ごしていました。ただ、私の仕事のスケジュ

          貴重な社会資源~ママとこどもの歯医者さん~

          グループホーム研修~バイスティックの7原則から学ぶ~

           あっという間に3月ですね。私の住んでいる地域は少しずつ暖かくなってきました。春が近づいています。  先日、同じ地域でお世話になってるグループホームの代表の方から依頼があり、世話人さん向け研修を実施しました。世話人さんとはグループホームに入居する方の日常生活の支援をする方です。サービス提供の管理をするサービス管理責任者(以下、サビ管)さんから、  など、世話人さんが日々の支援の中で対応に悩んでいるので、アドバイスが欲しい、サビ管としてその都度助言はしているけど、改めて支援の

          グループホーム研修~バイスティックの7原則から学ぶ~

          映画「こどもかいぎ」から対話の大切さを学ぶ

           先日、ソーシャルワーカー仲間が主催した映画「こどもかいぎ」の上映会に参加してきました。この「こどもかいぎ」という映画は子どもたちが、「かいぎ(会議)」をする保育園を1年間にわたって撮影したドキュメンタリーです。厚生労働省も推薦、内閣府も後援しており、現在は全国での自主上映会にて映画を観ることができます。  この映画、こどもかいぎを通して「対話がどれだけ大切か」が描かれており、一言で言うと感動。後半は涙がとまりませんでした。 「こどもかいぎ」ってどんなもの? 保育園での「か

          映画「こどもかいぎ」から対話の大切さを学ぶ

          ソーシャルワーカーの仕事のやりがい

          あっという間に1月も終わりますね。 最近は、色々なアウトリーチをする中で、充実感がありましたので改めてこの仕事のやりがいについて記事に残そうと思いました。 今週も訪問、会議、関係機関巡りと色々な場所に出向きました。 私は主に障がい福祉の分野を軸に活動するソーシャルワーカー。障がい福祉という言葉を使うことにもいつも「どうかな?」と思いながらも、自分の専門分野を表現するには分かりやすいのかなと思って使っています。 学齢期の子どもさん~高齢者まで年齢層はとても幅広く、障がいや疾病

          ソーシャルワーカーの仕事のやりがい

          よく動き、変化した2022年

          久しぶりのnoteです。あっという間に年末ですね。 最後の最後まで新規依頼の電話を受けたり、緊急相談入ったりと…ずっと動いていた感じです。SNSなどの発信などを見ていると同業のソーシャルワーカーさんは同じような状況の方も多く、勝手にエールを送っていました。 皆様、おつかれさまです!! 今日は、色々な変化があった2022年の振り返りをしたいと思います。先日した振り返り会で使ったライフチャート(仕事・お金・対人関係・家族・学び・楽しみ・生活環境・健康)の項目ごとに書いてみました。

          「ふくしラジオ🌻」はじめてみました。

          あっという間に10月になりましたね。 今年のやりたいことのひとつだった「ラジオをはじめる」がついに実現しました。スタンドFM(スタエフ)にて 「ふくしラジオ~ソーシャルワーカーの日常」を始めてみました。 今日はラジオをはじめようと思った理由について整理したいと思います。 私は2歳息子と4歳の娘がいる母親でもあります。 2人目の出産をして仕事復帰してからは(今から1年半くらい?)、本当に時間がたつのがあっという間で、今までとガラリとライフスタイルが変化したんです。朝から仕事

          「ふくしラジオ🌻」はじめてみました。

          誰もが人生の主人公~その人らしくを支えるケア~

           先週末は、「Eastカフェ」(未来をつくるKaigoカフェ)さんが主催する介護、福祉、医療に携わる方また興味がある一般の方など誰でも参加できる語りの場のイベントに参加してきました。タイトルは「誰もが人生の主人公~その人らしくを支えるケア~」。  映画、講演会、対話の時間という流れで、とても素敵なイベントだったので記事に残しておきます。 ①映画「ぼけますから、よろしくお願いします」の上映会 これは、認知症になった妻(おばあちゃん)を90代の夫が支える物語で、娘さんが数年かけ

          誰もが人生の主人公~その人らしくを支えるケア~

          「連携」において大切にしていること

           今日は支援者向けの記事です。私は、数年前から県のサービス管理責任者研修の運営に携わっています。 職能団体である社会福祉士会が県から委託を受け、「サービス管理責任者研修事業推進チーム委員会」に所属し色々な活動をしています。内容としては、研修の組み立て、当日の司会進行、ファシリ、ファシリの育成など。私は委員としては3年目ですが、約1年は育休でお休みしていたので実質は2年目くらいです。今年度も前期は6-9月、後期は11月-2月で開催されます。前期だけで600名以上の受講者がいます

          「連携」において大切にしていること

          相談支援事業開始から2ヶ月。

           約2ヶ月以上ぶりのnote更新です。今日は事業がスタートして2ヶ月間のことを書きます。  私は4月から新しい組織に所属することになり、その中で私の地元の地域での新事業開設に携わり、6月1日から市から無事に許可をもらい、無事に相談支援事業がスタートしました。現在は相談支援事業所の管理者として働いています。 始めて相談支援事業の立ち上げを経験 まずは物件探しから。ネットで情報収集をした上で、不動産に行き相談。友人が紹介してくれた不動産の担当者がとても親身に相談に乗ってくれてか

          相談支援事業開始から2ヶ月。