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脚本家のための企画書作り方

※12月4日 追記を更新しました!
そのため、少しだけ値上げしました!
現在が最終価格で、こちらで完成になります。
ここから値上がりすることはありません。

脚本家の深月あかりです。
私はネットドラマなどを中心に脚本を書いていて、短編映画などを作っています。
現在は、ネットドラマの脚本執筆、進めている企画が2本、決まっている長編映画が1本という感じです。

そんな新人脚本家の私の仕事と切っても切り離せない存在なのが「企画書」です。
今回は、脚本家の企画書の書き方や、ポイントなどを書こうと思います。

…というのも。
私の6月の企画書を書いた本数は、
ドラマの企画書10本、打ち合わせ(営業)の企画書3本、漫画原作作品の企画書1本、映画の企画書1本でした。そして、これを書いている今も企画書4本とログライン案4つ、絶賛取り組み中です。
きっと年間にすると100近く書いているかもしれません。

新人脚本家といえば、企画書を書く機会がすごーーーーく多くあります。

先日、同業者(脚本家)の知人から
「企画書ってどうやって書くんですか?てゆうか、何を書くんですか?何を書くのが正解ですか…?」というような相談をもらって。

その時に、そっか、やっぱり企画書って書く時に悩んだり迷う人が多いんだなーって思いました。

私は、コンクールには通らないタイプだけど、
脚本家にはなれたし、コンペにはどちらかといえば通る。というか、正直、通過率が悪いとは言えないように思う。(コンクールは全然ダメだけど、仕事はできるというタイプ。笑)
つまり、書いた企画書や原稿、プロフィール(実績)などで仕事が決まっていると言っても過言じゃないです。

…ということは、こんな私が書く企画書の書き方は、需要あるのではないか…?と思いました。

企画書の書き方って、ルールがあるようでないようなものだから、逆にどんな風に書けばいいかよくわからなかったり、そもそも企画書の書き方って何!って思う人って、多いんだろうなって思っていて。

だけど、脚本家志望の人もそうだし、脚本家としてキャリアを歩み出した時も、企画書を書く機会って突然やってくるものなんだよね…。

そういう時に「企画書の書き方がわからない!」と思っても、誰に聞くこともできないし、特に教えてもらえるような人もいない…っていう人がほとんどなんだと思うんだ。

だからね、「脚本の企画書ってどんな風に書けばいいの?」という人に向けて、企画書を書くことがめちゃくちゃ多い、月に10本以上も企画書を書く機会のあったりする、新人脚本家の深月あかりが知る限りの情報(2023年版)やポイントをここに書きたいなと思います。

私もいろんな人の「企画書の書き方」みたいなのを書いている記事とかを読んだことがあるけど、企画書ゆえに…あまり具体的なことは書けない…
っていうのがあって、正直、読んでもあまりピンとこないものが多かった。
きっとみんなもそうなんじゃないかと思う。
それゆえの迷子の人がたくさんいるはず。

だから、そんな人たちに向けて、
私はなるべく具体的にわかりやすく実例などを出して説明しています!!(ただ、企画書公開に関しては、サンプル公開です。自分の本気の企画書はどこかに出したいからやっぱり載せられないというのがあって。ただ、こんな感じ!という企画書のサンプルは公開しているので、フォーマットとかは参考にできるはず)

そして、だからこその有料のnoteです。
(有料で閉じるだけの価値のある情報を目指して書きました!だからこそ、この値段!!)

色々調べまくって辿り着いた結論とか、今まで企画書をたくさん良いも悪いも評価されてきた経験を踏まえて、企画書の本数をめちゃくちゃこなしている新人脚本家の私が伝えられる脚本の企画書の書き方のコツや考え方、ポイントなどを書いていきます。

目次はこんな感じです!

•基本の企画書の書き方はコレ!
•企画書で一番大切なこと
•脚本家に求められる“企画”とはを考えよう!
•マイルール①:3行で面白くない企画はダメ!
•マイルール②:企画書提出前にかける魔法の言葉
•マイルール③:企画書に必ず記入した方がいいこと
•企画書のサンプルはこんな感じ!
•超参考になる企画書や本などを紹介!
•さいごに

この記事は、脚本家志望で、企画書の書き方がよくわからない…!知りたい…!という人、
脚本家を始めたばかりで企画書を書けって言われたけど、やったことがないから困っている…等々の人におすすめのnoteです。

こんな人におすすめ!!

・企画書の書き方がよくわからない
・企画書を書くポイントやコツを知りたい
・企画書で一番大事なことを知っておきたい
・脚本家として企画書の書き方テンプレートを把握しておきたい
・企画の考え方を知りたい
・普段脚本家の人がどんな風に企画書を書いているのか知りたい
・企画書に関する情報をとにかく何でもいいから知っておきたい
・企画書を提出するときの参考にしたい  など

これに当てはまったら、ぜひぜひチェックしてみてね!!

正直、本当は教えたくないなということばかり書いたので、
「本気で脚本家を目指している!」とか、
「企画書コンペの通過率を上げたい」とか、
「脚本家なりたてで、企画書の通過率が悪い」という人にはとてもおすすめの読み物です。
(むしろ、本気の人にしか読んで欲しくないゆえのこの値段設定です。)

あくまでも“私のコレ!”というものを書きますが、自分の中でひとつ参考になるものやテンプレートみたいなものがあると、作業がやりやすいし、捗りやすいと思うから、企画書づくりに迷ったり悩んだりしている人にはこれを読んでぜひ活用して欲しい!!

ただ、noteを買うのが初めてだったりする人もいると思うので、課金に不安もあると思うから、
逆にここは書いていないよ!というところも書いておくと、今回は「この企画書は通る!」とか通過率が上がる方法っていうことはね、書いてないです。そういうテーマではなくて、あくまでも駆け出し脚本家さんや脚本志望の方が企画書を書く時、書き方に迷っている人に、私の企画書の書き方のコツやポイント、考え方をシェアしているようなイメージの読み物です。

というかね、企画書通過はね、運とか縁とかが関係してくるからね…!!そればかりは結果論!!

ただ、私はコンペの通過率は悪くないよ!!
でも、通過しない時は通過しないからね!!
それはわかっておいてね!!
(ただ企画書通過の話についてはこんな現実もあるからね!!気になる人は読んでみて!)

最後に値段についてなんですが、
今回のnoteは3,000円で販売開始します!

というのも、書籍って1冊1,500円くらいだけど、その2冊分くらいの内容の濃さだ!!というか、
余裕でそれを越えると思う!!と思える読み物に仕上がりました。
そのため、少し高いと感じる人もいるかもしれませんが、シナリオの学校では教えてもらえないようなことも書いてあるし、サンプルだけど企画書も公開しているので、この値段です!

自分で言うのもあれだけど、正直この値段は安いくらいに思っていて、そのくらい過去の自分が知りたかった内容が詰まった【脚本家のための企画書note】になりました。

それから、もしかしたら追記もするかもしれなくて、この値段が最終的な値段ではない可能性もあります。
売れ行きによっても、もしかしたら値上げすることもあるかも…という感じなので、悩んでいる方には早めに購入して欲しいなと思います。
お得に買えない人が居たら嫌なので、正直に先に伝えておくね!!

※価格ですが、12月4日に追記を更新して、最終価格になりました。
現在が最終価格で、こちらで完成になります。
ここから値上がりすることはありません。

今回のnoteは、すでに脚本家として活躍されているという人は今回は読んでも微妙かもしれないので、それは目次を見て判断してみてください!
ただ、脚本家なりたてでコンペの通過率が悪い人とか、脚本家を目指している人には何度も言うけどかなりおすすめです。

では、ここからは本編に入ります。
なるべくわかりやすく書きますので、どうぞ参考にしてくださいませ!!

(ちなみにコメントやDMなどで感想などを送ってもらえると、うれしいです!!何よりも励みになるし、レビューもできるので、他の人の買うハードルが下がるので、ぜひ送ってください!!)

基本の企画書の書き方はコレ!

今これを読んでいるあなたは、
「企画書って何を書くの?どう書けばいいの?」と思っているはず。

それもそのはず、明確な正解がないから、困っているし、わからないんです。

でも、ひとつ言えることは、企画書というのは、用途によって書き方や枚数などが変わってくる、と私は思っています。

大きく分けると、脚本家(私)が使う企画書はこの2つ。

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