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初恋

かわいいかわいいシュウペイちゃんがブンブブーンの予告で、KinKi Kidsと初めて共演して泣いているのを見て、私も泣きそうになった。

私の初恋は堂本剛さんです。これはこの人生において変わらない。初めては一度きりですから。

出逢いは野外のコンサートに連れていってもらったこと。11歳の私は前から数列目でキラキラした世界を夢みたいに感じた。
中学生になり人間関係に悩むと、テレビドラマの中から全力で励ましてもらった。そして、リリースされる楽曲全てに心を奪われていった。もっともっと全てを知りたいから、ラジオを聴くようになった。

今も彼らは文化放送でレギュラーをやっている。この番組の特番も、アルバムを出したときにNHKでやった生放送も最高に楽しかった。


その他にニッポン放送で長いことラジオをやっていた。その名も「KinKi KidsのキンキラKinKiワールド」。これがあまり知られていないけれど、名作。

Wikipediaにもページがあるのだけれど、全然足りない!後世に語り継ぐために誰かに追記してほしいよう。
今のRadikoとTwitterがある時代にやっていたら、残っていたかもしれないけど、あんなに自由には出来なかったかな。地元のラジオ局でのネットが途中で終わり、MDコンポのアンテナを振り回し無理矢理ニッポン放送を受信して、雑音交じりに聴いていた。不便な時代よ。

一番の特徴は、ラジオでやっても見えないよ?の先駆けだったこと。
まだお台場にあったニッポン放送のオフィスでおもちゃのゴルフ?パターをしてみんなのお仕事の邪魔をしたり、キャンプごっこをしてスタジオの床に寝袋を引いて語り合ったり、ハガキひとつ読むにもF1グランプリ風にしたり…最高のくだらなさと工夫に溢れていた。

それから、アポ無しでリスナーのお家(当時は家電がほとんど)に掛けて、リスナーのお母さんや兄弟に本当にKinKiか疑われながら一生懸命話したり、マリッジブルーさんいらっしゃいとか企画でリスナーの悩みを優しく聴いたり。新曲が出る度に、タイトルをもじった企画が楽しみだった。全部ナイスガイさん、ナイスガイ2さん(放送作家さん)が考えていたのかな。。

光一さんが舞台でお休みのときは、軽井沢のテニスコーチと浮気しているという理由が何週にも続いて語られたり、ご本人たちもユーモアにあふれていてね。
全部大切な思い出です。初恋のラジオ。ずっと忘れない番組ってある。
ほとんど検索しても出てこないから記憶違いもあるかもしれないけれど。

昔のブログから引っ張ってきたMDのタイトル。実家に眠っています。笑
(文化放送のも入ってます)他にもこんな回あったよね~と話せる人はいるのだろうか。ちなみに今も彼らが大好きですが、この頃とは違います。


初めてってやっぱり特別で、初めて好きになった人、初めて行った海外、初めての仕事、初めては極めて印象的だ。

歳を重ねると少し分かることが増えて、おかげで怯えることは減った。その一方で、初めても少しずつ減る。感動も減る。

これからいくつの初恋に出逢えるだろうか。夏の終わりは私に何かを考えさせます。

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