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わたしのアイドル

ここ数年、わたしの私生活にエンタメが欠かせない。
元々のめり込むタイプだったけれど、コロナ渦や友人が子育て期間だったり、兎にも角にも寂しかったんだと思う。

特定の誰かを追いかけると、毎日に色がつき、気持ちが温かくなり、少し客観的に自分を見ることができる。
一人に固執はしていないけれど、ある種の依存症だと思う。

そんな私が今、大ブームなのがKing&Princeです。今日は久しぶりにnoteを開いて、好きになった経緯なんかを書いてみます。

出逢いは11月4日。
数年振りに前職の仲が良かった人達と鍋を食べた。変わっていない空気の嬉しさ、今の選択が間違っていなかったと思った有り難さ、わたしが知らないことがある悲しさ。
そんな沢山の気持ちを抱えて、少しご機嫌で帰りの電車に乗ったときにTwitterに流れてきた、5人中3人が脱退するというニュース。
これには本当に驚いた。

その当時、わたしはクロサギに夢中で、新曲ツキヨミもかっこいいなと思っていた。
ブンブブーンに海人くんが出ていて、この子もまた随分可愛い(抜けているという意味で笑)子だな、キンプリってみんなほわほわなのか?と思って、きんぷるを見てみたりしていた。
今の若手ジャニーズで一番バランスが良くて、かっこよくて、今後が楽しみだと偉そうに語っていた。

もう少しさかのぼると、ジャニーさんが亡くなった年に、KinKi目当ての音楽特番を見ていたときに聴いたシンデレラガールの中で、平野くんが「見守っていてね」と歌詞を変えたのがすごく印象に残っていた。この子もKinKi Kidsと一緒でまたジャニーに見出されたひとりなんだと思った。
(昨今の問題は忘れて読んでください。)
その後も英語詩を歌う彼らを見て「とても頑張ってるなぁ」と感心したりもしていた。

そして、私が驚いた理由は何より岸くんだ!
私はファンとは言えないほどの距離でゆるくKinKiを追っていても、光一さんが岸くんのことを可愛くて仕方ないと伝わってきた。

岸くんは光一さんの歌マネをしたり、バーテンダーの恰好で恋愛話を斬新に聞き出したり、後輩役としてCMに出たりして、めちゃくちゃに光一さんを笑顔にする。
一緒にカラオケにいったエピソードトークに登場する。そんな後輩はあまり居なかったと思う。

かと思えばナイトドクターで新米医師を好感度高く演じたり、オードリー目当てでぼーっと観てた番組でおもろいロケを突然やったりする。
なんて可愛いんだ。
だいぶ年下の彼を推すことはわたしの選択肢にすらなかったけれど、テレビの中でずっと活躍すると勝手に思っていた。


そんな岸くんがジャニーズを辞めるとは!!!!!
私は驚いて夜な夜なずっとずっとどうして辞めるのか調べ続けた。
結果として、まっっっったく分からなかった。びっくりするくらい分からないのだ。

それどころか、調べれば調べるほど、かっこいい5人の映像ばかり出てくる。
ツキヨミやichibanなどダンスナンバー、奇想天外なバラエティ、いつの時代もずっと綺麗な造形の顔、そしてなんと言ってもそれぞれ声に特徴があって、みんな平均以上に歌が上手い。
わたしは歌が上手いアイドルが好きだ!

年末の歌番組を全て楽しみ、huluの無料体験できんぷるを全部見た頃には、動画を見るためだけにファンクラブに入り、そこからリリースされたCDやBlu-rayを買った。
久しぶりにアイドルを応援するのは本当に楽しくて、わたしの中で始まったときから終わりが決まっていたのに、のめり込んでいった。
今振り返ると貴重な貴重なもう二度と戻らないたった半年の歴史を堪能できて良かったと心から思う。


結果として、わたしは岸くんが5月22日にグループを脱退する卒業、9月30日に事務所を辞める卒業、2回の卒業を見送った。

わたしは岸くんが好きだった。
すきすきワンワンなんて、指折り月曜日を待って毎回号泣していたよ。
岸くんを好きな理由は恥ずかしげもなく、Twitterにいっぱい書いたからここでは割愛するけれど、岸くんが居なければ、King&Princeにも出逢わなかったんだよ。


ねぇ岸くん、わたしの毎日にたくさんの彩りと幸せと優しさをありがとう。




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